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登録日:2021/11/28 Sun 10 58 00 更新日:2024/04/07 Sun 14 26 09NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 VB付録カード ダメージ ロケット 光属性 城之内克也 変形 戦士族 戦闘破壊耐性 攻撃力ダウン 星4 書籍付録カード 遊戯王 遊戯王DM 遊戯王OCG 「ロケット戦士を無敵モードに変形!」 ロケット戦士とは、遊戯王シリーズに登場するモンスターカードの1枚である。 【概要】 原作のバトルシティ編において、城之内の使用していたカード。 その名の通り、ロケットにデフォルメされた顔と手足が伸び、剣と盾を装備した玩具のロボットのような外見をしている。 攻撃力は1500と下級モンスターとしては低めなものの、1つの特殊能力を有している。 原作での効果テキストはこちら。 ロケットに変形し敵にダメージを与える これだけではよくわからないが、まず攻撃宣言時に変形して顔と手足を収納し、文字通りロケットそのものの「無敵モード」となり、いかなるモンスターの攻撃を受け付けない形となる。 その状態で敵に特攻して攻撃、相手モンスターの攻撃力を自分の攻撃力分、つまり1500ダウンさせるという挙動になる。 これによりどんな大型モンスターも大幅に弱体化するため、エースモンスターをだして盤石の布陣を築いた相手の盤面を崩すことができるのである。 特に上級モンスターの少ない城之内にとっては大きな助けになる…はずだった。 実際に活躍できたのかというとそうでもなく、初めてまともに活躍できたのはよりにもよってマリクに洗脳されて遊戯とデュエルさせられた時で、 しかも彼に預けていた自身の魂のカードである真紅眼の黒竜に対して使用し、傷付けるといった愚行を犯してしまった。 最終的に遊戯の暗黒魔族ギルファー・デーモンに戦闘破壊されるのだが、その際の遊戯の台詞が「ロケット戦士、爆殺!」と言う、やたらと物騒な表現になっている。(*1) 次に活躍したのは闇マリク戦で、「地獄詩人ヘルポエマー」を弱体化させた。これが原作での最後の出番である。 それ以外の出番ではこのカードの盲点を突かれた形で撃破されている。 梶木戦 シーステルスで相手モンスターの姿が見えず攻撃できなかったため守備表示にして召喚し、倒される。 リシド戦 無敵モードで攻撃するが、「ウジャド眼の念力」でコントロールを奪われて反撃される。その攻撃は「モンスターBOX」で回避している。操られてる間は意識がなかったのか、箱から顔を出してキョロキョロしていた。 その後、罠モンスター「アポピスの化神」によって戦闘破壊された。 「攻撃する時は無敵でも、攻撃を受ける時は無防備」「魔法罠に耐性がない」「そもそも攻撃できる相手モンスターがいないと意味がない」というのがこのカードの弱点である。 アニメオリジナル「ドーマ編」でも登場し、「ヘルモスの爪」の効果で「ロケット・ヘルモス・キャノン」となった。 ちなみに原作ではこのカード自身に攻撃力ダウン効果は厳密にはない。 原作のデュエルでのモンスター同士の戦闘では「攻撃されて攻撃力が0となり破壊される」という処理が行われているらしく、 攻撃力の高いモンスターが低いモンスターを攻撃して破壊された場合には通常のダメージ計算となるが、戦闘破壊耐性を持っていると「破壊されないのでダメージは受けず、代わりに攻撃力の高い方のモンスターの攻撃力が減る」という処理がされて攻撃力が下がる。 同じ理由で、同じく戦闘破壊耐性を持つ「万力魔神バイサー・デス」の攻撃もダウン効果が発生しており、召喚されたモンスターに対し「2000ダメージを与える」効果を持つ「オシリスの天空竜」も結果的にステータスダウン効果となっている。 アニメでは下記のOCG版の効果に修正。それに伴い表遊戯VS洗脳城之内戦では永続魔法「消耗戦」を使う事で原作の攻撃力を1500ダウンさせる効果を再現している。 【OCG版】 現実においても、「ザ・ヴァリュアブル・ブック3」の付属カードとして登場した。 実際のテキストはこちら。 効果モンスター 星4/光属性/戦士族/攻1500/守1300 (1):自分バトルフェイズ中、このカードは戦闘では破壊されず、 このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。 (2):このカードがモンスターに攻撃したダメージ計算後に発動する。 攻撃対象モンスターの攻撃力はターン終了時まで500ダウンする。 原作での攻撃時のみ戦闘破壊耐性はそのままで、ダメージを0にする効果をつけて原作再現している。 ただし、攻撃力ダウンが500にまで下げられており、相手モンスターの攻撃力によっては痛手ではないことも。 そもそも攻撃力をダウンさせることよりも直接除去した方が効率がよく、このカードの出番はそこまでない。 だが光属性・戦士族という恵まれたステータスを持つので、愛があれば活躍できる…かもしれない。 ダメージも受けないので相手の「オネスト」や「収縮」等を気にせず攻撃できるほか、「ライトイレイザー」を装備させておけば自分は無事なまま攻撃した相手だけを一方的に相手を除外できる。 元々ステータスの高い戦士族に「月鏡の盾」を装備した方が戦闘ダメージも与えられ有利なことも多いが、一応こちらは戦闘で破壊できないモンスターや破壊された時に発動する効果持ちへの対策にもなる。 ちなみに、弱体化効果は対象をとらない。 【相性のいいカード】 ライトイレイザー 光属性・戦士族専用装備魔法。 装備モンスターと戦闘したモンスターを除外する効果をもつ。 戦闘破壊耐性のあるロケット戦士に装備させれば一方的に除去できる。 ソード・マスター 戦士族モンスターの攻撃で特殊召喚できる戦士族チューナー。 更に条件として相手モンスターがその攻撃で戦闘破壊されないことがあるが、 ロケット戦士は弱体化目的で攻撃するのでまさにうってつけ。 特殊召喚ついでにレベル7シンクロ召喚で攻めることができる。 No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ 攻撃力の変動した相手モンスターを破壊して1ドローできるオーバーハンドレッドナンバーズ。 ロケット戦士も手軽に相手モンスターの攻撃力を変化できるため相性がいい。 Ai打ち 戦闘した相手モンスターの攻撃力と同じにして文字通り相打ちにさせる速攻魔法。 この戦闘で破壊されたモンスターのコントローラーにバーンが降りかかるが、 戦闘破壊耐性のあるロケット戦士に使えば一方的に戦闘破壊できてバーンも回避できる。 バーンが発生するが、ロケット戦士をリクルートできるシャインエンジェルでもコンボが可能。 【関連カード】 ロケット・ヘルモス・キャノン 融合・効果モンスター 星4/光属性/戦士族/攻1500/守1300 このカードは「ヘルモスの爪」の効果で 自分の手札・フィールドの戦士族モンスターを墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。 (1):このカードが特殊召喚に成功した場合、 このカード以外のフィールドのモンスター1体を対象として発動する。 このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。 (2):このカードの効果でこのカードを装備したモンスターは、 1度のバトルフェイズに2回攻撃でき、守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。 ドーマ編でヘルモスの爪と合体して誕生した融合モンスター。 OCGではロケット戦士以外の戦士族モンスターも素材にできるようになった。 このカードを装備したモンスターに2回攻撃と貫通を付与でき、一気に大ダメージを与えられる。 ロケット・パイルダー 装備魔法 装備モンスターが攻撃する場合、装備モンスターは戦闘では破壊されない。 装備モンスターが攻撃を行ったダメージステップ終了時、 装備モンスターの攻撃を受けたモンスターの攻撃力は、 エンドフェイズ時まで装備モンスターの攻撃力分ダウンする。 5D'sで登場した、原作のロケット戦士の効果を再現した装備魔法。 ただし、攻撃力ダウンはエンドフェイズまでとなっている。 追記・修正は無敵モードに変形してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なお、OCGの発売元であるコナミはメガドライブでロケットナイトアドベンチャーズというアニマル魂斗羅的なタイトルをリリースしていたけど、それとは関係あるのかな? -- 名無しさん (2021-11-28 11 37 53) 当時から城之内のファンデッキでもなければお目にかかれない存在ではあったな。1500ダウンだったらまだしも使い道があったのに -- 名無しさん (2021-11-28 13 22 42) 原作とOCGのルールが根本的に異なってることをある意味象徴するカード -- 名無しさん (2021-11-28 18 23 53) 現在なら原作効果でも問題なさそうだしこいつもリメイクされそう -- 名無しさん (2021-11-28 21 56 22) タフネスの概念があるルールなら、MTGで言う所の「すべての戦闘ダメージを軽減する」になってたのかなぁ -- 名無しさん (2021-11-28 23 01 39) キョロキョロしてる姿は可愛かった -- 名無しさん (2021-11-29 00 34 31) 名前 コメント
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セレナ使用カード 効果モンスター 《月光蒼猫》 《月光紫蝶》 《月光白兎》 《月光黒羊》 《パラサイト・フュージョナー》 ▲画面の上へ 融合モンスター 《月光舞猫姫》 《月光舞豹姫》 《月光舞獅子姫》 《パラサイト女王》 ▲画面の上へ ペンデュラムモンスター 《月光虎》 《月光狼》 ▲画面の上へ 魔法カード 《融合》 《月食》 《月光香》 《大脱出》 《奇跡》 《寄生工場》 ▲画面の上へ 罠カード 《月光舞踏》 《月光輪廻舞踏》 《強化寄生》 《パラサイト・マジック》 ▲画面の上へ
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竹田真使用カード 効果モンスター 《地風星ツムジ》 《天風星アラシ》 ▲画面の上へ 融合モンスター 《覇嵐星フウジン》 ▲画面の上へ ペンデュラムモンスター 《PSパープル・ソード》 《PSパープル・シールド》 ▲画面の上へ 魔法カード 《融合》 《フレイム・ボール》 ▲画面の上へ
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登録日:2020/03/04 Wed 00 14 37 更新日:2024/06/06 Thu 15 24 05NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 LE新規収録カード 武藤遊戯 罠カード 通常罠 遊戯デッキ 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王デュエルモンスターズ 鏡 闇遊戯 精霊の鏡 通常罠 プレイヤー1人を対象とする魔法の効果を別のプレイヤーに移し替える。 精霊の鏡とは遊戯王OCGの1枚である。 LIMITED EDITION 3 遊戯パックに収録。 概要 プレイヤー1人を対象とする魔法カードの効果を相手に移し替える効果を持つ。 ではどんな魔法カードがこの条件に該当するのか? 結論から言えばそんなカードは遊戯王OCGには存在しない。 これは「該当カードが現状存在しない」と言う意味だけではなく、「ルール上そういったカードは存在しえない」という事である。 何故ならプレイヤーを対象にとれるのは攻撃の場合だけで、カードの効果対象になるのはいついかなる場合においても(所在・種類・ステータスの情報で分類された)カードだけだからである。 MtGとかなら「プレイヤーを対象にする呪文」などが存在するが(*1)、残念ながら遊戯王OCGにはルールの時点で存在しえないのだ。 追記・修正は該当カードがちゃんと存在する様にしながらお願いします。 △メニュー 項目変更 ……と、これでは話が終わってしまうので解説を続ける。 概要 真の概要 活用法 例外的な裁定 原作において 収録事情 ゲームにおいて 真の概要 これは初期に製造され、現在に至るまでに一度も再録されていないカードゆえにテキストの整備がちゃんとなされていない為である。 現代風にテキストを書き換えると、まずはこの様になるだろう。 精霊の鏡 通常罠 (1):プレイヤー1人に効果が及ぶ魔法カードの効果を別のプレイヤーに移し替える。 ではこう言い換えた場合に条件に該当するカードはどういったものがあるのか? 条件を纏めると以下のようになる。 ①:自分・相手のどちらか片方に適用される効果。 ②:「ライフの回復」「ダメージを与えるor受ける」「カードをドローする」「手札を捨てる」「特定の制約を課す」のどれかの効果。 となる。 ……が、このテキストでも内容は依然不明瞭で、更に「シンプルなテキストのカードほど効果裁定がややこしくなる」と言う傾向に漏れずこのカードにもテキストからは分からない様々な制約がある。 ここからはそれを纏めていく。 ① プレイヤー1人にのみ効果が及ぶ魔法カードでなければならない。 この制約のために「双方のプレイヤーに効果が適用される効果」、「効果が及ぶプレイヤーは1人だがその他の場所にも効果が及ぶ効果」には使用できない。 この「効果」と言うのもクセモノでたとえそれがメインの効果ではない些末なものであっても例外なく考える。 例えば…… 命削りの宝札 通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。 (1):自分は手札が3枚になるようにデッキからドローする。 このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。 このターンのエンドフェイズに、自分の手札を全て墓地へ送る。 貪欲な壺 通常魔法 (1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。 そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。 その後、自分はデッキから2枚ドローする。 どちらもメインの効果はドローであるが、どちらも精霊の鏡を使用できない。 前者は「ターン終了時まで相手の受けるダメージが0になる」効果によりお互いのプレイヤーが効果の適用範囲に入ってしまう。 後者は「墓地のモンスター5体をデッキに戻して発動する」というプレイヤー以外の領域にも効果が及んでいる。 これらの理由があるのだが後者はともかく、前者は見落とされがちなので注意が必要。 ちなみに効果を移し替えるこのカードだが、D-HERO ダイヤモンドガイがコストや制約を無視して効果を使えるのと同様の理屈で、 効果外テキストや発動条件などの効果以外の処理については移される側が満たしていなくても発動でき、なおかつその処理は元の魔法カードを発動したプレイヤーが実行する。 なお手札にカードを加えるという処理では、ドローの他にはサーチ・サルベージがある。しかしそれらには精霊の鏡は使用できない。なぜならサーチやサルベージは「サーチされるカード」が効果の適用範囲になっているためである(*2)。。 ちなみに効果に含まれない発動条件・発動後の制約やコストの部分の記述については何の問題もない。 昨今の遊戯王では「名称指定のターン1制限」がお約束の様に設定され、カード自身(及び同名カード)に効果が及んでいるが、これらは基本的に効果外テキストなので精霊の鏡が使えなくなる条件にはならない。 ② 効果を移し替えられるのは通常魔法・速攻魔法(・儀式魔法)。 これについては単純で永続魔法(Pゾーンに置くPモンスター含む)・フィールド魔法・装備魔法に対しては「精霊の鏡」は発動が出来ないという裁定がなされている。 この結果残る3種類に限定されるわけだが、儀式魔法を満たす場合はメインの効果である儀式召喚は当然プレイヤーに及ぶ効果ではないので、それとは別の効果で「プレイヤー1人にのみ効果が及ぶ効果」を「カードの発動によって発動できる効果(*3)」の状態で相手が発動してきた場合に発動できる。 ……が、その条件に該当する儀式魔法カードは現状存在しない。その為、実質的には発動対象にできるのは通常魔法・速攻魔法の2種類に限定される。 ③ 他のカードがチェーン発動されると発動できない。 これも単純なポイント。 このカードは「該当魔法カードの発動時」にチェーンして発動する。すなわち魔法の発動とこのカードの発動の間に別のカード、効果が割り込まれるとタイミングを失い発動できなくなる。 相手の発動にチェーンして発動する場合は問題ないのだが、自分のカードにチェーンをする場合、魔法の発動後に優先権が相手に移るため、相手がフリーチェーンで何か別の効果を発動をしてくればこのカードは使えなくなってしまう。 当然だが、魔法発動後に別の何かが強制効果として割り込んできても発動不可能。最近よくいる誘発型の制圧モンスターの能力が挟まっても無理になる。 これらを踏まえて「精霊の鏡」の効果を整理したテキストは以下のようになる。 精霊の鏡 通常罠 (1):プレイヤー1人にのみ効果が及ぶ通常魔法、儀式魔法、速攻魔法のいずれかが発動した場合に発動できる。そのカードの効果は別のプレイヤーが処理する。 活用法 上記の特徴を踏まえた上でのこのカードの使い道だが、大雑把に分けると2種類ある。 ① 相手のドローソース用魔法に対して発動する。 これが最も現実的で確実な使い方だろう。もちろんバーンや回復でも同様のことはできるが基本的にはドローソースへの発動の方がアドバンテージを稼ぎやすい。 いつの時代においてもドローソースは必要な存在とみなされ重宝されるため、(魔法によるものかどうかはともかく)入れているデッキを使う人は決して少なくない。 こんなんじゃ満足できないって?知らん、そんな事は俺の管轄外だ。 そして現在の遊戯王のドローソースは「何らかのコストを支払ってデッキからカードをドローする」というものが大半である。精霊の鏡が効果だけを移し替えるのを利用して相手にはコストだけを支払わせ、自分はドロー部分だけを横取りしておいしくドローするという使い方ができる。 ただしこれらはカードの有無、発動タイミングなどが全て相手依存なので、状況によっては完全に腐ってしまうという危険もある。 この辺はメタの宿命と言えるが、流行りのドローソースがこのカードの対象外ならば素直にうららあたりに頼ることになる。 例 強欲で貪欲な壺 通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。 自分はデッキから2枚ドローする。 このカードで狙いたいカード筆頭。 相手はデッキから10枚を裏側表示で失い、自分は2枚のドローができるという単なる1:2交換よりも大きなアドバンテージを得られる。 強欲で謙虚な壺 通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、 このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。 (1):自分のデッキの上からカードを3枚めくり、 その中から1枚を選んで手札に加え、 その後残りのカードをデッキに戻す。 このカードの場合、本来の効果のめくった3枚からサーチができる効果もさることながらデメリット効果である「特殊召喚できない」だけが相手に残るのが非常に大きい。 このカードを発動してきている時点で特殊召喚を捨てているわけだが、それを差し引いても環境が高速化する昨今の遊戯王ではこの制約は非常に痛いため、相手の予定を大きく崩すことが出来る。 相手からしたら次のターンの準備のために発動したのにその準備はできず、かと言って無理に展開を開始することも出来ずと踏んだり蹴ったり。 ② デメリットカードの効果を相手に押し付ける。 能動的に使うのならこちらの用法もある。 例えば自分が魔法・罠カードの発動とセットを行えなくなる「大寒気」に対してこのカードを使えばである「大寒波」の状態を疑似的に作れる。 ただしこれらは自分のカードに発動するチェーン発動という形になるので、先ほど述べた通り、魔法の発動後に相手がチェーンして何かを発動してくると発動タイミングを失い、精霊の鏡が腐った上に元々の魔法の効果で自分にデメリットが来るという悲惨な結果になる可能性もある。 しかも完全なデメリットカードは基本的にコンボ専用になるので、そちらのカードを先に使った時点で相手に警戒される可能性が高い。 相手にサイクロンでも増殖するGでもフリーチェーンのカードがあれば、そこで瓦解してしまう。 この効果をローリスクで狙う場合、自分に使ってもメリットになり、相手に使えばデメリットに繋がるようなカードを選ぶと成功しやすい。 例えば「無の煉獄」は自分が使えば1枚ドローの効果だが、エンドフェイズに手札を全て捨てる効果がある為、この効果を相手に押し付けてハンデスにすることができる。もしこのカードを発動し損なっても手札をセットするなどで対策は可能なのでそこまで痛手にはならない。 決まれば強いが、失敗した場合の損失も大きいので、犯すリスクと得られるリターンのバランスを考えて発動する必要がある。 例 大寒気 速攻魔法 このターン、自分は魔法・罠カードの効果の使用及び発動・セットはできない。 精霊の鏡とのコンボで 疑似大寒波と化す。 しかしコンボに失敗すると自分の首を大きくしめることになる。自分に被害の少なく、このカードの効果を最大限活かせる相手ターンにうまく発動させられるよう狙いたい。 闇の誘惑 通常魔法 (1):自分はデッキから2枚ドローし、その後手札の闇属性モンスター1体を除外する。 手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。 無の煉獄 通常魔法 自分の手札が3枚以上の場合に発動できる。 自分のデッキからカードを1枚ドローし、 このターンのエンドフェイズ時に自分の手札を全て捨てる。 相手にカードを2枚引かせてしまうが、前者は手札に闇属性がいなければ、後者は確実にハンデスへと変貌する。 前者は割り込みによってコンボが成立しなくても自分への被害は少ないため、扱いやすい。 昨今ではカテゴリでデッキを固め、属性も固まりがちなので相手の使うデッキが分かっていれば成功確率も高まる。 ただし闇属性中心のカテゴリなら相手にメリットを与えかねず、そうでなくとも闇属性の手札誘発系カードを持っている可能性もあるので注意。 後者はコンボが成立すれば確実にハンデスできるが、失敗した場合は逆にハンデスを食らう羽目になる。 エンドフェイズとタイムラグがあるのでデメリット自体は軽減できるが、それは相手も同じなので手札誘発系カードがあれば全力で妨害に使ってくる。 警戒して展開を控えれば墓地利用によって思わぬカウンターを食らう可能性もあり、有効に見返りを得るのは難しい。 欠番 相手のハンデス用魔法に対して使用する。 かつてハンデス三種の神器(遊戯王OCG)と呼ばれた3枚の魔法カードが存在した。 が、あまりの強さに全て禁止カードになったため現在精霊の鏡で奪えるハンデス用魔法カードは存在しない。 となると謙虚な壺などデメリットカードを相手に押し付ける以外でハンデスできないため、②に統合されている。 例外的な裁定 ここまで述べてきた精霊の鏡だが…… 強欲で金満な壺 通常魔法 (1):自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。 除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。 このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。 雪花の光 通常魔法 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。 自分はデッキから2枚ドローする。 このカードの発動後、このデュエル中に自分は「雪花の光」以外の魔法・罠カードの効果を発動できない。 (2):墓地のこのカードを除外して発動できる。 手札のモンスター1体を相手に見せ、デッキに戻してシャッフルする。 その後、自分はデッキから1枚ドローする。 催眠術 通常魔法 (1):次の相手ターン、相手はモンスターの表示形式を変更できない。 これらのカードはここまでの条件を見ても問題なさそうに見えるが、「精霊の鏡」でチェーン出来ないという裁定になっている。 あくまで推測だが「強欲で金満な壺」ドローする際にコストで除外したカードの枚数を参照し、「雪花の光」は残存効果である「『雪花の光』以外の魔法・罠カードを発動できない」が、「未使用の『雪花の光』に効果が及んでいる」とも解釈でき、「催眠術」は該当ターンに公開情報として場にいるモンスターに効果が及んでいると考えることができる。 原作において 原作漫画「遊☆戯☆王」ではバトルシティ編以降で遊戯が使用。 原作ではすべての魔法カードのコントロールを得られ、任意のタイミングで使用できる効果だった。 相手依存とは言えかなりのパワーカードだが原作にはバランス調整なんぞ知ったこっちゃない壊れカードがしばしば登場するためこのくらいのカウンターがないと安心はできないともいえる 初使用はパンドラ戦だがこのときは効果を無効にされる役。 このカードの使用で印象的なのはやはり「遊戯vs洗脳城之内」だろう。 マリクの洗脳に抗い続けた城之内が無理矢理使用させられた「デスメテオ」に対して使用。 自分たちの友情がマリクに勝ったことを話し 城之内君・・・大好きだ・・・ と告げ、城之内を救うためあえて自身にデスメテオを放った。 そして城之内は遊戯を救うため瀕死のレッドアイズに自身を攻撃させたのだった… 原作屈指の名シーン。 元々遊戯は勝つつもりはなく、このカードを使用したのも城之内話す時間がほしかっただけである。 なお、OCGではデス・メテオに相手LP3000以下だと発動不可の効果がついたためどうあがいても再現できない。 因みにアニメでも登場しているが多くのカードがOCG準拠にされたアニメでもこのカードは原作効果であり続けた。まあ、OCG効果だと使いにくいし 因みに上記の名シーンではデス・メテオの効果を「相手に1000ダメージ、自身に500ダメージを与え相手モンスターに追加攻撃させる」に変更する涙ぐましいつじつま合わせが行われている。 最も、城之内がレッドアイズに自身を攻撃させるところはルールにない奇跡だからいいという意見もあり賛否両論。 そしてGX最終デュエルで遊戯が使用。 十代の種族を変更する速攻魔法「コード・チェンジ」のコントロールを得て場にとどまり続けたが最後の最後に…? 収録事情 このカードは上述したようにOCGの展開初期のパックに収録され、それ以来一度も再録されたことのないカードである。 歴史の長い遊戯王OCGでそれ自体は珍しい事ではないが、ただこのカードについては少々事情が変わる。 まず「原作に登場」し「遊戯が使用した」という時点で「一度も再録がない」カードは異例だろう。 加えて「Vジャンプ誌の誌上応募限定パック」であるLIMITED EDITIONに収録された魔法・罠カードで一度も再録されたことがない、というのもまた珍しい。 特に不自然だったのは、上述の通り原作でかなり重要なデュエルのキーカードとなった上、 遊戯が3回もデュエルで使用したほどのカードであるにも関わらず、 第9期の頃に展開された「OCG15周年記念」「原作20周年記念」のパックやストラクチャーでも一切再録されなかった事。 例えば「決闘王の記憶」シリーズは「原作で遊戯が使用したデッキ」という体裁の割には、遊戯が一度も使用していないパンドラのカード『断頭台の惨劇』などが再録され、 また「決闘者の栄光―記憶の断片―」では多くのゲームや書籍に付属されたきりで絶版となって久しいカードが多く再録された一方でこのカードは漏れている。 他にも「デュエリストパック―王の記憶編―」「ストラクチャーデッキ―武藤遊戯―」でも再録されていない。 さらには絶版カードの再録が多いトーナメントパック(公認大会限定配布パック)でも十年以上の展開の中で一度も再録されていない。 この異様なまでの消極的さはアジア圏以外で販売されているTCGでも同様であり、 日本より9年遅れての2010年に発売されたDuelist Revolutionで入手困難なシークレットレアとしてようやく登場したものの、 それ以降およそ10年に渡って一度も再録されていない。 海外は通常パックでのシークレットレアは、ある程度時期が経ったら再録する傾向にあるのだが… OCG・TCG共に頑ななまでに再録を渋られている現状は、 独特の効果やその裁定に絡んだものだと言われているが、真相は果たして……? ゲームにおいて ゲームでの初出はDM6。複雑な処理が必要なこのカードを登場後半年で収録したのは、評価の高い本作ならではと言うべきか。 しかしこれっきりでその後はしばらく音沙汰がなく、本格参戦は遊戯王オンラインでの実装、あるいはTF2から……とぶっちゃけリアルの渋りっぷりが嘘のように普通に収録されている。 挙動を疑似的に体感したければ少々古いがTF6あたり、より最近ならマスターデュエルが手軽だろうか? ちなみにマスターデュエルでの収録に際して、テキストは以下の様に修正されている。 プレイヤー1人へ効果を及ぼす魔法カードの効果を他のプレイヤーに移し替える。 追記・修正は発動したカードが「プレイヤー1人にのみ効果が及ぶ魔法」なのかどうかを確かめたうえでお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 城之内くん大好きだ…の再現はできなかったりする -- 名無しさん (2020-03-04 00 28 28) ↑デスメテオのLPでの発動制限の時点で再現できないし… -- 名無しさん (2020-03-04 02 16 58) ちなみに原作での効果は「魔法カード一枚を精霊の鏡に封印し、そのコントロールを得る」といったモノ。多分サンダーボルトを打ち返したりも出来た -- 名無しさん (2020-03-04 06 48 56) 往時にはハンデス三種の神器や天使の施しも奪えたので決まると強いカードだった。余談だが、「モウヤンのカレー」(解釈によっては「ご隠居の猛毒薬」も)は自分か相手か対象を選べるので冒頭の記述は厳密には間違いだったりする。 -- 名無しさん (2020-03-04 09 17 58) 意図は分かるがルールが追い付いてない -- 名無しさん (2020-03-04 09 51 58) 魔法にしか使えないのが歯がゆいところ、罠にも使えたらな -- 名無しさん (2020-03-04 16 50 23) 類似カードとして悪魔の手鏡、天使の手鏡なんてのもある。ちなみに名前は似ているがモンスターの悪魔の鏡がある -- 名無しさん (2020-03-04 18 00 56) 最近はともかく、初期のLIMITED EDITIONのカードで再録されたことのない罠ってもしかしてこれだけ?バニラまで含めたら二人三脚ゾンビとかヤマドランとかもあるけど -- 名無しさん (2020-03-04 19 45 04) 原作で使われた時、あれほど「闘いとは他者を踏み台にして云々」言ってた海馬が、遊戯が発動してデス・メテオを止めた瞬間に、表マリクとは違って遊戯が何を意図して発動したか察してた描写が凄く良かった -- 名無しさん (2020-03-04 22 38 34) というかあの回だけ海馬が真人間過ぎて逆におかしい -- 名無しさん (2020-03-04 22 43 51) しつこいといわれることもあった9期の原作推し再録の中でも1度も再録されなかったんだよなこれ。結構印象的な場面で使われてるはずなのに。ルールがめんどくさいからコンマイが触りたくないんだろうか。 -- 名無しさん (2020-03-04 23 43 41) うーん。自分はしがないデュエリストだけど、これ、『相手が魔法カードを発動した時に使うことができる。その効果を自分が使うことができる』じゃダメだったのかな? 教えて強者デュエリストな人! -- 名無しさん (2020-03-05 18 39 22) ①その性能だと強すぎるから範囲を狭めた②「自分が使う」の解釈が曖昧で全魔法に対して挙動を設定する羽目になる ってのが考えられる理由だな -- 名無しさん (2020-03-05 19 20 31) まあ当時のカードプールでは強すぎたんだろうな、ノーコストでマジック・ジャマーの上位互換じゃ -- 名無しさん (2020-03-07 14 35 16) 嵌ると超絶アドが見込める今もサイドで結構採用されるカード -- 名無しさん (2022-10-10 14 54 58) イラスト自体は鏡に裸の精霊が寄り添っているという「ふむ…」となりそうなデザイン 初期によくある美術品チックな感じ -- 名無しさん (2022-10-14 12 05 37) ↑それは天使の手鏡だった 対象を移し替えられてるわ -- 名無しさん (2022-10-14 12 06 23) 名前 コメント
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登録日:2011/03/14(月) 03 48 56 更新日:2023/07/09 Sun 22 21 37NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 デッキ 帝 帝王の降臨 次元帝 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキ項目 除外 遊戯王OCGのテーマである帝、そしてメタの要素である次元系カードを採用した帝コントロールデッキ、それが次元帝である。 マクロコスモスや次元の裂け目を発動し、除外されるとエンドフェイズにフィールドに特殊召喚される「異次元の偵察機」「異次元の生還者」をリリースし帝を召喚するのが基本的な動き。 「次元デッキ」であるため、墓地アドバンテージに依存するデッキやコストとしての墓地送りが必要なエースモンスターに対してはかなりの強さを誇る。 その反面、マクロコスモスなどを破壊されると麻痺してしまう為、それに対してどう対処するかが大きな課題となる。 「帝で除去して殴る」帝コントロールデッキであるため、基本的な動きが単純であり、ある意味初心者向けのデッキでもある。 主な採用カード マクロコスモス、次元の裂け目 このデッキの核となるカード、墓地に送られるカードを除外する。 二つの違いは… マクロコスモス 永続罠であり、墓地へ送られる全てのカードを除外する。罠であるため、発動にラグがあるが奇襲性がある(ライトロードの効果にチェーンして発動する事でカードを除外させるなど) 次元の裂け目 永続魔法でモンスターのみ除外する。魔法なので即効性がある。 異次元の偵察機、異次元の生還者、ジャイアント・レックス このデッキの核その2、除外された場合そのターンのエンドフェイズに特殊召喚。 二枚の違いは… 異次元の偵察機 デッキ、手札、フィールド、墓地のどこから除外されても特殊召喚されるのでサーチやリクルートが非常にしやすい。反面、ステータスが貧弱であり攻撃表示で特殊召喚であるため相手ターンに低ステータスを晒すことになりやすい。 異次元の生還者 攻撃力1800と下級アタッカーとしても十分運用出来る。しかし「フィールドで表側表示で除外」されたターンのエンドフェイズに特殊召喚なので月の書などで除去されやすい。 ジャイアント・レックス 攻撃力2000である上に即座に帰還させられるのでアタッカーとして暴れ周りやすい。反面直接攻撃できないデメリットがあるので雷帝や地帝とは相性が悪い。 各種帝モンスター デッキの核であり除去パーツ兼アタッカー。 詳しくはリンク先を参照。 主に炎帝が採用される。 サイバードラゴン カイザー御用達の半上級モンスター。 アタッカー、帝のリリース、孤高除獣による偵察機への橋渡しと用途は多岐に渡る。 ダイナレスラー・バンクラトプス サイドラより緩い条件で出せる半上級モンスター。 こちらは除去効果を持っており、自身をリリースすることでスキルドレインすら破壊できる。 反面制限カードなので複数積めず、受けられるサポートが少ない欠点もある。 、 異次元の哨戒機 偵察機と違い、コストとして他のカードを除外する必要があるが、偵察機とのコンボで2体のモンスターを並べられる。 効果使用後の開岩をどかすことでEXデッキからの制限を解除させる芸当も可能。 ディスアドバンテージになるので基本的にマクロコスモスなどが無い時の保険としてのピン指しか。 帝王魔法・罠 マクロコスモスが置かれていても機能する深怨、烈旋、連撃の3枚が扱いやすい。 特に連撃は相手ターンでは攻撃の的にされる偵察機をリリースできる点で相性が良い。 相性のいいカード サイバーヴァリー 攻撃対象となった時に自身を除外しバトルフェイズ終了&1ドロー。 自分のモンスターと自身を除外して2ドロー、手札1枚と自身を除外して墓地のカード1枚をデッキトップに送る効果もある。 基本的には壁。 ドロー効果も異次元シリーズを使えば無駄なくドローが出来、墓地のマクロコスモスなども回収出来る。 俊足のギラザウルス 無条件で自己特殊召喚できる代わりに相手に蘇生を許すデメリットがある。 先攻1ターン目、もしくは次元の裂け目があればデメリットを削減でき、苦手なリリース確保の遅さも改善できる。 上述のジャイアント・レックスと共に化石調査でサーチ可能。 下級ネメシス 除外されたモンスターをデッキに回収して特殊召喚できる。 特に帰還できなくなった異次元シリーズや各種素材に使用した帝シリーズを回収すれば無駄がない。 キーストーンはリリースされる度にサルベージできるので是非優先したい。 メタファイズ・ラグナロク 運が絡むが、異次元シリーズをデッキから除外させられる。 チューナーなのでゼラの天使といったSモンスターに繋げられる。 デスペラード・リボルバー・ドラゴン 偵察機が撃破された時に特殊召喚でき、運に左右されるが、対象を取らない複数除去で帝の弱点をカバーできる。 時花の賢者-フルール・ド・サージュ 異次元シリーズを破壊すれば実質ノーコストで除去が可能。 効果を使用するとバニラになる帝シリーズの処理にも使えるので無駄が少なく、フィールド外で発動しているのでスキルドレインをすり抜けられる。 楽天禍カルクラグラ ジャイアントレックスやキーストーン等を自爆特攻させる事でデッキから偵察機を除外できる。 真竜機兵ダースメタトロン 異次元シリーズをリリース要因に使用でき、余ったマクロコスモスなどもリリース素材を賄うこともできる。 被破壊時のリクルートが特に優秀で、バロネスやマスラーOや承影、ヴァルバロイド等から奇襲を掛けられる。 このカードをサーチできるドラゴニックDも同じ様に異次元リシーズや余ったマクロコスモスを処理できるので是非セットで投入したい。 暗影の闇霊使いダルク・崔嵬の地霊使いアウス 異次元シリーズがリンク素材に適しており、破壊されても異次元シリーズやガイウスをサーチできる。 汎用性の高い闇属性や地属性を相手の墓地から奪える効果も備わっているのでマクロコスモスなどが無い時の保険として役立つ。 警衛バリケイドベルグ 次元の裂け目をサルベージでき、自信の効果であちらを破壊から守ることができる。 自身の打点は低いが、それを逆手にとってデスペラード・リボルバー・ドラゴンのトリガーにすることもできる。 闇の誘惑 2ドローし手札の闇属性モンスターを除外、除外出来なければ手札を全て捨てる。 手札の異次元の偵察機を除外すれば無駄が無い。 このデッキの弱点 事故、この一言に尽きる。 マクロコスモスだけ来てもダメ、異次元シリーズ来ても除外出来なければただのバニラモンスター、帝だけ来てもリリースコストが居ないと始まらない… 帝や次元パーツの配分が難しく、手札事故が多発する。 次元の裂け目のおかげでヴェーラーや幽鬼うさぎ等を封じられる利点はあるものの、ドローソースやサーチを妨害する灰流うららは止められず、それどころか墓穴の指名者で封じることもできない。 代わりに抹殺の指名者や禁止令で対策しよう。 また、あまり墓地に依存をしないあるいは除外を得意とするデッキ相手では相手の動きを止められず、展開の遅いこのデッキでは物量で負ける可能性も十分ありゆる。 追記修正などあれば、よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゼラ天も似たようなことできる -- 名無しさん (2015-03-28 17 15 18) 名前 コメント
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遊☆戯☆王ARC-V TAG FORCE SPECIAL 現在の桔子デッキ一覧へ デッキ方針:CPUに甘えたファンデッキ。出せない浪漫より出せる浪漫。出さない浪漫より出す浪漫。 除去するよりは除去阻止したい、罠少な目、お触れ愛。装備カードは好きじゃない。 歴代エース贔屓気味でエクストラデッキで戦う大量展開したいビートダウン。 プレイ方針:デッキは出来るだけ合わせない。タッグを変える毎に出来るだけ召喚法を変える。 GXが一番好き。 配信開始日(カードプール):2015年1月22日(木) ⇒知らない人へ:遊戯王の基本ルール ⇒参考リンク:遊戯王関連wiki系 ⇒リミットレギュレーション: 2016.10.01~ 中盤以降は基本的にこれに準拠。 配信動画 TURN1-(1, 2, 3, 4, 5) TURN2-(1, 2, 3) ↓中身の確認をせず無編集でアップロードしたものなので、区切りや繋がりがおかしい可能性あり。 TURN3-(1, 2, 3) TURN4-(1, 2, 3) TURN5-(1, 2, 3, 4, 5, 6) TURN6-(1, 2) TURN7 TURN8 TURN9-(1, 2) TURN10 TURN11 TURN12-(1, 2, 3) TURN13 TURN14-(1, 2) GX融合次元 十代くんと一緒(クリア)・難易度:ルールは覚えた +【おのまとぞんび】-オノマトエクシーズシンクロ-41枚 モンスター(21枚) 枚数 星 属性 種族 種類 ATK DEF 2 ガガガガードナー 4 地 戦士族 効果 1500 2000 直接攻撃される時手札から特殊召喚可。1手札コストで破壊されない。 3 ゴゴゴジャイアント 4 地 岩石族 効果 2000 0 召喚成功時に墓地のゴゴゴ特殊召喚可 2 ゴゴゴゴーレム 4 地 岩石族 効果 1800 1500 表守備の時一度だけ破壊されない 2 ゴゴゴゴースト 4 闇 アンデッド族 効果 1900 0 特殊召喚成功時に墓地のゴゴゴゴーレム特殊召喚可 3 ゴブリンドバーグ 4 地 戦士族 効果 1400 0 召喚成功時に手札の星4以下特殊召喚可 2 ブリキンギョ 4 水 機械族 効果 800 2000 召喚成功時に手札の星4特殊召喚可 2 カゲトカゲ 4 闇 爬虫類族 効果 1100 1500 星4召喚成功時にのみ特殊召喚可 2 カメレオン 4 地 爬虫類族 チューナー効果 1600 1100 自地に星5以上があると召喚できない。成功時墓地の守0特殊召喚可 1 トリオンの蟲惑魔 4 地 昆虫族 効果 1600 1200 召喚成功時に「落とし穴」「ホール」サーチ可。特殊召喚成功時に相手の魔法罠破壊可 1 ゾンビ・マスター 4 闇 アンデッド族 効果 1800 0 表表示時1手札モンスター墓地に送り、全墓地から星4以下アンデッド族特殊召喚可 1 召喚僧サモンプリースト 4 闇 魔法使い族 効果 800 1600 魔法カードをコストに星4特殊召喚 魔法カード(14枚) 枚数 種類 1 エクシーズエナジー 通常 1 オノマト連携 通常 1 強者の苦痛 永続 3 サイクロン 即攻 1 死者蘇生 通常 1 月の書 速攻 1 ハーピィの羽帚 通常 1 ブラック・ホール 通常 1 ライトニング・ボルテックス 通常 1 増援 通常 2 RUM-リミテッド・バイアンズ・フォース- 通常 罠カード(6枚) 1 神の宣告 カウンター 1 くず鉄のかかし 通常 2 聖なるバリア-ミラーフォース- 通常 2 奈落の落とし穴 通常 エクストラ(15枚) 枚数 星 属性 種族 ATK DEF 1 スターダスト・ドラゴン ☆8 風 ドラゴン族 2500 2000 ヴィクティムサンクチュアリ 1 王炎魔竜 レッド・デーモン ☆8 闇 ドラゴン族 3000 2000 フィールドモンスター全破壊・自分だけ攻撃 2 No.39 希望皇ホープ ★4 光 戦士族 2500 2000 1X素材で自or相手攻撃無効に。X素材無い時攻撃宣言受けると自爆 1 CNo.39 希望皇ホープレイ ★4 光 戦士族 2500 2000 LP1000時、1X素材でターン終了までATK+500し相手1モンスター-1000 1 CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー ★5 光 戦士族 2800 2500 攻撃時相手魔法罠不可ホープ下敷:1X素材で相手モンスター効果無効、+その攻撃力 1 CNo.39 希望皇ホープレイV ★5 光 戦士族 2600 2000 被壊された時墓地Xモンスターエクストラに戻すホープ下敷:1X素材でフィールドモンスター破壊し攻撃力分バーン 1 キングクレムリン ★4 闇 爬虫類 2300 2000 1X素材で爬虫類サーチ 1 ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ★4 闇 ドラゴン族 2500 2000 1X素材で相手表表示の攻撃力半分にし上乗せ 1 ガガガガンマン ★4 地 戦士族 1500 2400 1X素材で攻撃表示時:ダメージステップ自、ATK+1000、相手-500。守備表示:800バーン 1 交響魔神マエストローク ★4 闇 悪魔族 1800 2300 1X素材で相手攻撃表示を裏守備へ1X素材で破壊回避 1 No.16 色の支配者ショック・ルーラー ★4 光 天使 1200 1600 1X素材で罠か魔法かモンスターを自分も相手も使えない 1 No.55 ゴゴゴライアス ★4 地 岩石 2400 1200 1X素材で自墓地岩石族(地)手札に表表示自フィールドモンスター守+800 1 No.88 ハートランドラコ ★4 地 ドラゴン族 2000 1500 1X素材で直接攻撃(他モンスター攻撃不可) 1 CNo.101 S・H・Dark Knight ★5 水 水族 2800 1500 +【画像】 5D Sシンクロ次元 遊星さんと一緒(クリア)・難易度:ルールは覚えた +【逆襲のおとまと】- ⇒ カード一覧 +【ネオ・ニュー・風太刀】-妖仙獣 モンスター(21枚) 枚数 星 属性 種族 種類 ATK DEF 3 妖仙獣 鎌壱太刀 4 風 獣戦士族 効果 1600 500 召喚成功時これ以外の妖仙獣召喚可自地に他の妖仙獣が居る時相手フィールドの表表示カード手札に戻す召喚ターンエンドフェイズに手札に戻る 2 妖仙獣 鎌弐太刀 4 風 獣戦士族 効果 1800 200 召喚成功時これ以外の妖仙獣召喚可攻撃力半分で直接攻撃できる召喚ターンエンドフェイズに手札に戻る 3 妖仙獣 鎌参太刀 4 風 獣戦士族 効果 1500 800 召喚成功時これ以外の妖仙獣召喚可これ以外の妖仙獣が戦闘ダメージを与えた時デッキからこれ以外の妖仙獣カード手札に召喚ターンエンドフェイズに手札に戻る 2 妖仙獣 辻斬風 4 風 獣戦士族 効果 1000 0 召喚ターンエンドフェイズに手札に戻る 2 妖仙獣 凶旋嵐 6 風 獣族 効果 2000 100 召喚成功時、凶旋嵐以外をデッキから特殊召喚特殊召喚したエンドフェイズに手札に戻る 2 妖仙獣 閻魔巳裂 6 風 獣族 効果 2300 200 風属性以外の表表示モンスターと戦闘する時破壊できる。P召喚成功時に相手フィールドの1カード破壊特殊召喚したエンドフェイズに手札に戻る 2 妖仙獣 大刃禍是 10 風 獣族 P効果7 3000 300 特殊召喚したエンドフェイズに手札に戻る 1 妖仙獣 右鎌神柱 4 風 岩石族 P効果5(11) 0 2100 3 妖仙獣 左鎌神柱 4 風 岩石族 P効果3 0 2100 P効果:妖仙獣破壊の身代わり 1 バトルフェーダー 4 闇 悪魔族 効果 0 0 相手の直接攻撃宣言時に手札から特殊召喚できバトルフェイズ終了これで特殊召喚されるとフィールドから離れる時除外される 魔法カード(12枚) 枚数 種類 1 月の書 速攻 1 サイクロン 即攻 3 ハーピィの羽帚 通常 3 強欲で謙虚な壺 通常 1 貪欲な壺 通常 1 修験の妖社 通常 2 炎舞-「天キ」 永続 罠カード(7枚) 1 神の警告 カウンター 3 聖なるバリア-ミラーフォース- 通常 1 奈落の落とし穴 通常 2 ギャクタン カウンター エクストラ(15枚) 枚数 星 属性 種族 ATK DEF 1 TG ハイパー・ライブラリアン ☆5 闇 魔法使い族 2400 1800 これ以外のS召喚成功時に1ドロー 1 幻層の守護者アルマデス ☆5 光 悪魔族 2300 1500 戦闘する時相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスター効果発動不可 1 ニトロ・ウォリアー ☆7 炎 戦士族 2800 1800 1 スターダスト・ドラゴン ☆8 風 ドラゴン族 2500 2000 1 王炎魔竜 レッド・デーモン ☆8 闇 ドラゴン族 3000 2000 1 No.16 色の支配者ショック・ルーラー ★4 光 天使 1200 1600 1X素材で罠か魔法かモンスターを自分も相手も使えない 1 No.39 希望皇ホープ ★4 光 戦士族 2500 2000 1 No.88 ハートランドラコ ★4 地 ドラゴン族 2000 1500 1X素材で直接攻撃可(他戦闘不可) 1 No.101 S・H・Ark Knight ★4 水 水族 2100 1000 1 交響魔神マエストローク ★4 闇 悪魔族 1800 2300 1X素材で相手一体裏守備に。破壊される時X素材身代わり可 1 電光千鳥 ★4 風 雷族 1900 1600 1 ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ★4 闇 ドラゴン族 2500 2000 1X素材で相手表表示の攻撃力半分にし上乗せ 1 魁炎星王 ソウコ ★4 炎 獣戦士族 2200 1800 +【画像】 ZEXALエクシーズ次元 遊馬くんと一緒(クリア)・難易度:デュエルチャンピオン +【不動SAYソリティア】- 【不動SAYソリティア】 ジャンク・シンクロン・ウォリアー 遊矢くんにお触れ×3、補給部隊×2、カードトレーダー×1を持って貰ってる。 ⇒ カード一覧 +【ネオ・ニュー・おのまと】- 【ネオ・ニュー・おのまと】 妖仙獣 モンスター(21枚) 枚数 星 属性 種族 種類 ATK DEF 3 妖仙獣 鎌壱太刀 4 風 獣戦士族 効果 1600 500 召喚成功時これ以外の妖仙獣召喚可自地に他の妖仙獣が居る時相手フィールドの表表示カード手札に戻す召喚ターンエンドフェイズに手札に戻る 2 妖仙獣 鎌弐太刀 4 風 獣戦士族 効果 1800 200 召喚成功時これ以外の妖仙獣召喚可攻撃力半分で直接攻撃できる召喚ターンエンドフェイズに手札に戻る 3 妖仙獣 鎌参太刀 4 風 獣戦士族 効果 1500 800 召喚成功時これ以外の妖仙獣召喚可これ以外の妖仙獣が戦闘ダメージを与えた時デッキからこれ以外の妖仙獣カード手札に召喚ターンエンドフェイズに手札に戻る 2 妖仙獣 辻斬風 4 風 獣戦士族 効果 1000 0 召喚ターンエンドフェイズに手札に戻る 2 妖仙獣 凶旋嵐 6 風 獣族 効果 2000 100 召喚成功時、凶旋嵐以外をデッキから特殊召喚特殊召喚したエンドフェイズに手札に戻る 2 妖仙獣 閻魔巳裂 6 風 獣族 効果 2300 200 風属性以外の表表示モンスターと戦闘する時破壊できる。P召喚成功時に相手フィールドの1カード破壊特殊召喚したエンドフェイズに手札に戻る 2 妖仙獣 大刃禍是 10 風 獣族 P効果7 3000 300 特殊召喚したエンドフェイズに手札に戻る 1 妖仙獣 右鎌神柱 4 風 岩石族 P効果5(11) 0 2100 3 妖仙獣 左鎌神柱 4 風 岩石族 P効果3 0 2100 P効果:妖仙獣破壊の身代わり 1 バトルフェーダー 4 闇 悪魔族 効果 0 0 相手の直接攻撃宣言時に手札から特殊召喚できバトルフェイズ終了これで特殊召喚されるとフィールドから離れる時除外される 魔法カード(12枚) 枚数 種類 1 月の書 速攻 1 サイクロン 即攻 3 ハーピィの羽帚 通常 3 強欲で謙虚な壺 通常 1 貪欲な壺 通常 1 修験の妖社 通常 2 炎舞-「天キ」 永続 罠カード(7枚) 1 神の警告 カウンター 3 聖なるバリア-ミラーフォース- 通常 1 奈落の落とし穴 通常 2 ギャクタン カウンター エクストラ(15枚) 枚数 星 属性 種族 ATK DEF 1 TG ハイパー・ライブラリアン ☆5 闇 魔法使い族 2400 1800 これ以外のS召喚成功時に1ドロー 1 幻層の守護者アルマデス ☆5 光 悪魔族 2300 1500 戦闘する時相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスター効果発動不可 1 ニトロ・ウォリアー ☆7 炎 戦士族 2800 1800 1 スターダスト・ドラゴン ☆8 風 ドラゴン族 2500 2000 1 王炎魔竜 レッド・デーモン ☆8 闇 ドラゴン族 3000 2000 1 No.16 色の支配者ショック・ルーラー ★4 光 天使 1200 1600 1X素材で罠か魔法かモンスターを自分も相手も使えない 1 No.39 希望皇ホープ ★4 光 戦士族 2500 2000 1 No.88 ハートランドラコ ★4 地 ドラゴン族 2000 1500 1X素材で直接攻撃可(他戦闘不可) 1 No.101 S・H・Ark Knight ★4 水 水族 2100 1000 1 交響魔神マエストローク ★4 闇 悪魔族 1800 2300 1X素材で相手一体裏守備に。破壊される時X素材身代わり可 1 電光千鳥 ★4 風 雷族 1900 1600 1 ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ★4 闇 ドラゴン族 2500 2000 1X素材で相手表表示の攻撃力半分にし上乗せ 1 魁炎星王 ソウコ ★4 炎 獣戦士族 2200 1800 +【画像】 ARC-Vスタンダード次元 遊矢くんと一緒(クリア)・難易度:デュエルチャンピオン +【ガッチョ!】-沼地のHERO ⇒ カード一覧 +【悲しい決闘】-E-HERO ⇒ カード一覧 素良くんと一緒(クリア)・難易度:デュエルチャンピオン +【画像】 DMレジェンド:王様と一緒(進行中)・難易度:デュエルチャンピオン 【白のワンピース】影霊のドレス -【白のワンピース】-影霊衣 ⇒ カード一覧 +【画像】 現在のデッキ一覧 +【ガッチョ!】-沼地のHERO- ⇒ カード一覧 +【悲しい決闘】-E-HERO- ⇒ カード一覧 +【不動SAYソリティア】-クイックジャンクシンクロン- ⇒ カード一覧 +【白のワンピース】-影霊衣 ⇒ カード一覧 +【ポイフルジェム】-ジェムナイト- ⇒ カード一覧 遊戯王のルール マスタールール3 -【マスタールール3】 遊戯王(マスタールール3)のルール 遊戯王関連wiki系 -【遊戯王関連wiki系】 遊戯王カードWiki 遊戯王OCG戦略Wiki 遊戯王☆カード検索 遊戯王TFSP 攻略Wiki 遊戯王TFSP 攻略Wiki@わかな 遊☆戯☆王ARC-V TAG FORCE SPECIAL +【画像】
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登録日:2020/05/14 Thu 22 14 05 更新日:2024/07/04 Thu 17 30 34NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 BIG5 Thousand Eyes Bible -千眼の魔術書- アボリジニ オーストラリア ネタキャラ 園岡新太郎 大下幸之助 戦士族 星5 水属性 深海の戦士 蘊蓄 記憶から消えない 遊戯王DM 遊戯王OCG 『深海の戦士』とは遊戯王のカードである。 効果モンスター 星5/水属性/戦士族/攻1600/守1800 「海」がフィールド上に存在する限り、このカードは魔法の効果を受けない。 ステータスは低めかつ上級モンスターだが、フィールド魔法「海」がある限り魔法の効果を受けないというなかなか強力な耐性を持つ。 海の効果も受けなくなるのはお茶目だが。 また上級モンスターではあるもののレベル5なので《伝説の都 アトランティス》があればリリース無しで召喚することが可能である。 名前だけが戦士のアトランティスの戦士等と違いしっかりと戦士族なので《戦士の生還》等の豊富な戦士族サポートカードが使用できるのも利点であろう。 ただし手札からリリース無しで召喚してもフィールドに出てしまえば「魔法の効果を受けない」事となりレベルが5に戻る為、ランク5エクシーズ等それらを活かすデッキなら採用価値はある。 一見強そうだが、この低攻撃力では戦闘向きとは言えず魔法による強化ができないので戦闘面でも頼りない。 同じ問題を抱えた《マジック・キャンセラー》(攻撃力1800)よりもさらに低い。 また当時流行していた《激流葬》や《奈落の落とし穴》と言った強力な罠カードは普通に通る。 逆に言えば《鎖付きブーメラン》や《竜巻海流壁》の加護を受けられるのは大きい利点。 しかし現在ではモンスター効果による破壊や阻害も非常に多い為、海や罠カードによるサポートがあっても思ったより活躍できないであろう。 《伝説のフィッシャーマン》とは相互互換の関係にあるが、こちら側の利点は少なくあちらはサポートカードも登場しているので、 実質的にはこちらは伝説のフィッシャーマンよりも使い難いモンスターと言えるだろう。 尤も登場したのはOCG黎明期の2000年。単なるコモンカードだった為現状では活躍の場がないのは仕方ない事だろう。 というか当時でも使いにくく、よほどの事が無い限りデュエルに出てくることは無かった…。 だがアニメにて登場した彼は、今までの地味な印象を払拭する活躍を見せていた。 尤もそれは悪役としてであるが…。 【アニメでの活躍】 数の上での物量戦が戦いにおいて有効なのは、古今東西の兵法書に記されている。例えば、古代中国では『多兵に傷つくことなし』とあり、あるいはフランスでも『勝利は多兵に存す』という言葉が伝えられている。だがその一方、かのプロイセンの軍事理論家は『数の優勢というものは、勝利の要因の一つに過ぎない』との提言も残しているがね なんとアニメオリジナルエピソード「乃亜編」にて、BIG5の1人である BIG1(ビッグワン) 大下(おおした) 幸之助(こうのすけ)のアバターとして登場した。 CVは園岡新太郎氏。若干しゃがれているがダンディなボイスが魅力的である。 余談だがデュエルモンスターズクエスト編では斉藤信行氏が担当していたが、どちらにせよ鼻にかかったような嫌味な声(褒め言葉)なのは間違いないだろう。 元々は多くの企業の買収を手がけ「妖怪」の異名で呼ばれている。 …が、実は海馬コーポレーションでどのような部署、役職だったのか一切不明だったりする。 ちなみにバーチャル世界でのルール説明は彼が行った。 その正体は、世界中の格言を自慢気に披露するいけ好かないおっさんである。 立ち振舞は紳士っぽく知的であるもののどこか他人を小馬鹿にした態度と、場も弁えずに知識を披露する傾向にあるという、いかにもプライドの高い知的キャラがするような言動を続ける。 大人の事情か実名は出さないため、余計に胡散臭いと感じる視聴者も多い。 【デッキマスター能力】 OCGとしての深海の戦士のステータスは冒頭の通りだが、BIG1大下のデュエルでは場に出ることがなく終始デッキマスターとして活躍。 その際の効果は以下の通り。 相手モンスターが自分フィールド上のモンスターを攻撃した時に発動できる。 自分フィールドのモンスター2体をリリースし、相手モンスターの攻撃を相手プレイヤーに跳ね返す。 モンスター同士の戦闘時に自分モンスター2体をコストとして発動できる《魔法の筒》 一見すると多大なるディスアドバンテージに見えるが、モンスター同士の戦闘が主流だった当時としては破格の効果である。能力名は「リフレクターホール」。 ただし直接攻撃に使用することはできず、そこを突かれて敗北することとなる。 ちなみに深海の戦士をデッキマスターにした理由は「自身の手腕と能力(会社の乗っ取り等)をイメージした」とのこと。 あがけばあがくほど水底に引きずり込まれる、 もしくは「自らの得意フィールドであれば相手の魔法=奇策など問題ではない」といったところだろうか。 【デュエリストとして】 知的なだけでデュエルは弱い、なんてことは全くない、 どころか、実はアニメ屈指の実力者である。 ステータスは低いが優秀(すぎる)効果を持つモンスターでアドバンテージを稼ぎ、残ったモンスターはデッキマスター能力や上級モンスターの為の生贄として役立てるという手堅い戦法を駆使し、更に「口撃」により精神を揺さぶるという非常に嫌らしい戦法を取る。 その戦術は一刻も早く仲間と合流したい闇遊戯も「うるさいぜ!! 少し黙ってろ!!!」と完全にガチギレ。 デュエルもBIG1のペースで進んでおり、ほんの僅かな油断さえ無ければ遊戯に勝利できていた可能性が高い。 しかし知識を披露するプライドの高い男というものは、自然と相手を見下してしまう悪い癖があるもの。 相手はバトルシティ決勝戦に来るほどの相手だというのに優位だからと言って「このまま一気に決めても面白みがない」と最善手を打たなかったり等油断した結果、 役不足とバカにした(なお後述するがこの使い方は誤り)《クリボー》のデッキマスター効果により敗れ去ることとなった。 ちなみに遊戯王式ショットガンシャッフルの使い手でもある。 加えてアシニグライをリバースする際にカードにしわが寄るほど曲げるなど、 いくらバーチャルとはいえカードを大切にする気は全くないことがうかがえる(生粋のデュエリストではないことも後押ししているとは思われるが)。 使用カードはオーストラリア、アボリジニの神話に登場する生物や神を元としたモンスターを多く扱う。 自分の知識の豊富さをアピールするように日本では知名度の低い神話を題材としたカードを使う辺り彼の性格が現れているが、デュエルした場所がジャングルだった事もありシチュエーションはバッチシだった。 そしてそれらのカードは当時はもとより、20年経過した今でも十分に通用するパワーカードが多い ……というか、当時としては明らかにオーバーパワーな連中がずらりと揃っており、戦術と合わせて「未来を見据えすぎ」と言われることも。 (特にヨーウィーやアシニグライはある程度事前対策を用意していないと現在でもだいぶ苦しい) 【OCG化済み】 ・イピリア 効果モンスター 星2/地属性/爬虫類族/攻500/守500 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。 自分はデッキから1枚ドローする。 出すだけでドローできるという破格の効果。 アニメでは1ターンに1度の制限は無かったが1枚しか出てないので実質変わらない。 能力値は低いもののBIG1のデッキマスター能力はモンスターの「数」だけが重要なのでこういった強力な効果を持ったカードを愛用していたのだろう。 ・メルキド四面獣 通常モンスター 星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守1200 単なるバニラモンスター。元々は「光の仮面」が使用した仮面モンスターである。 フレーバー的な採用かと思われるが、能力値が低いおかげで《翻弄するエルフの剣士》を戦闘破壊するという活躍を見せた。 余談だがこの戦闘で受けたダメージの影響でボロボロになった闇遊戯の一連のセリフ 「冗談じゃなくダメージはこれで限界、これ以上一発でも食らったら『やばい』って、体全体が悲鳴をあげているのがわかるぜ!」 は言葉の区切り方が若干不自然なのでネタにされることも。やばいって! ・幻影の壁 効果モンスター 星4/闇属性/悪魔族/攻1000/守1850 このカードを攻撃したモンスターは持ち主の手札に戻る。 ダメージ計算は適用する。 早めにデュエルに勝利し仲間を探しに行きたい遊戯はダメージ覚悟で「リフレクターホール」を使わせモンスターを減らす戦術に出た。 《翻弄するエルフの剣士》に切り裂かれ白目を向くほどのダメージを受けるもなんとか敵モンスターを減らせた…と思ったらいつの間にかフィールドにいた(*1)モンスター。 守備力がそこそこ高く更に攻撃をしたモンスターを手札に戻すという、遅延に特化した効果を持つ。 これで遊戯の追撃を防ぐという地味な活躍をした。 ・早すぎた埋葬 装備魔法 800ライフポイントを払い、自分の墓地に存在するモンスター1体を選択して発動する。 選択したモンスターを表側攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。 このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。 ご存知禁止級汎用蘇生カード。 BIG1にとってイピリアやヨーウィなどの効果を再使用しつつ盤面展開もできる蘇生カードは重要だが、このカードのコストとして自ら削った800ライフが後々響くことに…。 なお当時は装備魔法のサーチやバウンス手段が少なかった為《死者蘇生》の下位互換のような扱いであった。 ・死者への供物 速攻魔法 (1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その表側表示モンスターを破壊する。 次の自分ドローフェイズをスキップする。 BIG1のデッキは攻撃力が低いモンスターが多くビートダウンには不向きである為、強力カードは魔法カードで始末する手段を取っている。 デメリットが重いものの遊戯の《有翼幻獣キマイラ》を破壊し十分に元を取っている。 ・伝説の都アトランティス フィールド魔法 このカード名はルール上「海」として扱う。 (1):フィールドの水属性モンスターの攻撃力・守備力は200アップする。 (2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 お互いの手札・フィールドの水属性モンスターのレベルは1つ下がる。 ・伝説のフィッシャーマン 効果モンスター 星5/水属性/戦士族/攻1850/守1600 (1):このカードがモンスターゾーンに存在し、フィールドに「海」が存在する限り、 このカードは魔法カードの効果を受けない。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在し、フィールドに「海」が存在する限り、 このカードは攻撃対象にされない。 (この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での 相手の攻撃は自分への直接攻撃になる。) 乃亜編の終盤にBIG5として遊戯&城之内に挑んだ時に使用。 しかしこれらのカードを出した瞬間BIG2に意識を乗っ取られてしまった。 フィッシャーマンは先鋒として活躍、アトランティスは《カタパルト・タートル》のリリース無し召喚に活用された。 ・絶対防御将軍 効果モンスター 星6/闇属性/戦士族/攻1550/守2500 このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。 フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードは、 守備表示の状態で攻撃する事ができる。 その場合、攻撃力の数値を適用してダメージ計算を行う。 デッキマスター能力の説明の際のデモデュエルにおいてデッキマスターとして登場。 厳密には彼の使用カードではないがここに明記。 デッキマスター効果は「1000ライフポイントを支払うことで攻撃モンスターを破壊する」という、ソウルテイカーの亜種のような強力な効果(しかもターン制限無し)。 名セリフ「絶対防御バリアー!!」はこの時に発せられた。 ・ヨーウィー 効果モンスター 星3/地属性/爬虫類族/攻500/守500 このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できず、 この効果を発動するターン、自分は1回しかモンスターを特殊召喚できない。 (1):このカード1体のみが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 次の相手ドローフェイズをスキップする。 コンビニ感覚でドローを封じるヤバイやつ。 これで遊戯の動きを封じただけでなく、返しのターンではデッキマスター能力のために生贄に捧げられ、大ダメージを与えた。 アニメでの効果は使用回数と特殊召喚制限がなく非常に強力なためOCG化はしないと思われていたが、2021年6月発売の「ANIMATION CHRONICLE 2021」でまさかのカード化となった。 さすがそのままでは強すぎるため特殊召喚制限とデュエル中の回数制限がついたが、それでも嫌がらせには十分であろう。 ちなみにアニメでもこいつの効果はデュエルで1度しか発動されておらず、また効果発動ターンでは特殊召喚は1度しかなされていないため、アニメでの使い方は忠実に再現可能である。 【未OCG化】 ・虹蛇のエインガナ 効果モンスター 星7/水属性/海竜族/攻2200/守2400 このカードが墓地へ送られた時、相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。 パワー前振りすぎるやばいカード。どこからだろうとどんな方法だろうと、墓地に送れば《サンダー・ボルト》をぶちかます。 引いたBIG1も「これはいい!」と内心非常に喜んでいた。 能力値は低いが効果を考えれば十分にお釣りが出る。 ただしこのカードで一気に勝負を決めるのは「面白くない」などと言い出し、ドローしても手札に温存していた。 最終的に登場し遊戯を苦しめるも…。 ・アシニグライ 効果モンスター 星3/風属性/鳥獣族/攻撃力600/守備力500 リバース:相手プレイヤーは手札を1枚捨てる。 このカードが戦闘で破壊された時、自分のデッキまたは手札から 「アシニグライ」を裏側守備表示で特殊召喚できる。 ハンデスするだけでなくボードアドバンテージまで維持できるこちらも優良カード。 BIG1の戦術はとにかく相手の動きを封じ、自分は展開を続けるという事に終止している。 ちなみにコイツ、手札に残ったものを含めて3体すべて登場していたりする。 ・精霊王ルクランバ 効果モンスター レベル8/闇属性/悪魔族/攻撃力1000/守備力2000 自分のライフが1000ポイント以上のダメージを受けた時、 このカードを手札から特殊召喚できる。 自分フィールド上に存在するこのカードをリリースして発動できる。 手札から攻撃力の合計が2000以下になるように手札からモンスターを特殊召喚する。 この効果は相手ターンでも発動できる。 条件を緩くした代わりに能力は低いが、リリースすることでさらなる展開をすることが可能な《冥府の使者ゴーズ》。 しかも展開効果が誘発即時効果なので相手ターンでも使用可能な上に同名制限すらないという恐ろしいカード。 ついでに多くのリクルーターにも対応と隙が無さすぎる。 これで2枚目の《精霊王ルクランバ》と《幻影の壁》を召喚し、遊戯に絶望を与えた。 イラストは水木しげるの描いた同名の妖怪の妖怪画ほぼそのまんまという、ある意味ソリッドロイド(まんまゲッターロボ)や魔空要塞ジグラート(まんまガンダムフェイス)以上に危険なモンスター。 なお、コイツの元ネタはニューギニアの先住民族の伝説に語られる同名の精霊王なのだが、ネット上には「全てのマラサイ(精霊の戦士)を束ねる存在である」くらいしか情報がない。「ルクランバ」で検索した場合このカードが真っ先に引っ掛かる。 【セリフ集(というか半分格言集)】 「絶対防御将軍は自らがデッキマスターを兼ねているため、ライフコストを1000ポイント払うことでデッキマスター能力を発動。絶対防御バリアー!」 デッキマスター能力説明の際に発した台詞。妙にノリノリである。 「お前達は我らと入れ替わり、電脳世界でさまようことになるのだ!永遠になぁ!」「これは我々のお前達に対する復讐なのだよ!」 海馬だけでなく遊戯達にも復讐心を顕にするBIG1。 後のデュエル中とは違いかなり感情的になっている。 ちなみに5人揃っている場合は別にリーダーでもないのにBIG1が主に喋っている。口が回るために説明役に抜擢されたのだろうか。 「ほう、クリボーに決めたのかね」「残念だが一度出現したデッキマスターを換えることは出来ない」 クリボーが勝手にデッキマスターになった事を弁明する遊戯に対し非常に言い放つ。 しかし後の描写的に途中でデッキマスターの入れ替えは可能なため、厳密にはこの台詞は間違いである。 だが「最初に選んだデッキマスターは変更出来ない」事を説明したのなら嘘ではない。 「デュエル中も変更できないとは言ってないが勝手に勘違いした」という道理が通るのである。 やり口が詐欺師のそれであるが、口先八丁で相手を騙すのはまさしく「妖怪」の面目躍如と言った所か。 「お前の若い肉体でもう一度青春を謳歌するというのも一興だ」 遊戯の若い体を見て一言。 しかし遊戯の身体に入ってもあの髪型で格言を得意げに話す姿はシュールを通り越して奇妙である。 「事前の調査は基本だからね。敵を知り、己を知らば百戦あやうからずというだろう? 」 遊戯を「お前の思考パターンが2種類あることは研究済みだ」と言った後の台詞。孫子の言葉である。 遊戯側も余り隠してはいなかったものの一般市民の素性まで調べ上げるBIG1の能力は破格である。 余談だがこの言葉は本来「敵だけでなく自分のことも把握しないと勝てない」という戒めの意味が強い。 「ではお見せしよう、大人のデュエルを」 確かに相手の動きを阻害し自らは自由気ままに動くデュエルは強力で得意になるのもわかる。 尤もこれは「大人げないデュエル」とも言うのだが。 だが「若者」を見下しているというのはこの台詞からもわかるだろう。 「事前の調査によれば、このような場合タイプBの遊戯の行動は八割以上の確率で先制攻撃を選択。怪しいと思っても手を出さざるを得ない(*2)その性格が命取りとなる。」 データに基づき戦術を建てるのが彼の基本戦術。 8割どころか10割と言っても過言ではない果敢な攻めをする遊戯だが、この時はBIG1の言う通りまずい事となった。 「かつてルネッサンスイタリアの政治思想家は言った。勝ち続けるための条件は3つ。その1、チャンスを身に付けること。その2、技量を保有すること。その3、敵を自滅の道に誘い込むこと」 空気も読まず格言や知識を延々と話すBIG1だが、その言葉は他人の言葉とはいえ現状では的を射ているのがまた始末に悪い。 こうして遊戯を罠に嵌め、仲間の元に駆けつけたい彼を煽ったところで第99話は終了する。 「ルネッサンスイタリアの政治思想家は言った。味方より敵を利用することこそ有益であると」 記念すべき第100話でもBIG1はフルスロットル。 事実彼のプレイ枚数はそう多くなく、ダメージソースもほぼ遊戯のモンスターの攻撃を跳ね返したものであった。 「防御は攻撃より安易で強力な戦闘方式である。しかし、その目的は現状維持で消極的である。そう言った将軍もいたがね……現状維持ほど有効な戦闘はない。今にそれが分かる」 一件格言を好みその言葉のまま動いてばかりと思われがちなBIG1だが、彼なりの注釈を入れることもある。 こうすることで、兼ねての知識人に並んだつもりになっていたのだろうか……。 ただ実際問題、リクルーターやルクランバの効果で場をつなぎつつ徹底的にアドバンテージを取る彼の戦術は、OCGにおいても理にかなったものである。 「せめてお前のデッキマスター能力を一度くらいは拝見したいものだがねぇ。まぁ所詮クリボーでは役不足だろうが」 自らのデッキマスター能力を有効的に使いこなすBIG1はその事で相手を挑発するが、海外の格言や知識を好んだ結果、日本語を誤用するというミスをするのであった。 役不足は本来「実力に比べて役割が軽いこと」を指す褒め言葉の意味であり、この場合正しいのは「力不足」である。 闇遊戯も次話で同じ間違いをしているので、メタ的に言うとこの場合は脚本家(*3)が勘違いしたまま他のスタッフも気付けなかったのかもしれない。 なお闇遊戯側は最終的に大下が役不足(力不足)と侮ったクリボーを絡めたカードコンビネーションで勝利している。 「クリボーを嘗めたデュエリストは敗北する」という情報は彼の元には届かなかったのだろう。 「数の上での物量戦が戦いにおいて有効なのは、古今東西の兵法書に記されている。例えば、古代中国では『多兵に傷つくことなし』とあり、あるいはフランスでも『勝利は多兵に存す』という言葉が伝えられている。だがその一方、かのプロイセンの軍事理論家は『数の優勢というものは、勝利の要因の一つに過ぎない』との提言も残しているがね」 少しでも戦争ものを齧ったら常識と言わんがばかりに出てくる「質より量」。 そんな当たり前の事をわざわざ格言で説明する(しかも4つも)辺り彼の性格がわかる。 最後のだけは若干意味が違うが、これは自身のモンスターたちの効果の強力さ(=量だけでなく質も高い)ということだろうか。 ちなみに闇遊戯の有名なセリフ「うるさいぜ! 少し黙ってろ!」はこのセリフに対しての言葉である。 物量に押され、精神的にも疲労し吠えることしか出来ないまま第100話は終了する。 「(エインガナを引いて)これはいい。攻撃力2200の一噛みは強烈だ。だが、エインガナの一撃でカタをつけたのでは面白みもない」 まだ勝利は確定していないのに舐めプに入るBIG1。 実はこの時エインガナを召喚するコストは揃っており、闇遊戯の伏せカードは皆無だった為出していれば勝てていた。 結果からするとクリボーのデッキマスター能力(攻撃無効)が残っていたが、後のデュエルの流れを考えた場合ここで攻撃していれば闇遊戯は負けていた。 恐らく彼がやってきた企業買収の相手は「妖怪」と呼ばれた手腕には手も足も出ず早々に諦めて、BIG1はそれらを弄んでいたのだろう。 しかし…。 「何!?こいつ、まだ立ち上がる力があるのか!倒れていれば楽になれたものを…、立ち上がったのなら仕方ない!もう一度倒してやるまで!」 相手は不屈のデュエリスト。痛めつけても立ち上がる相手を見てBIG1は気合を入れ直す。 しかし一瞬の油断のせいで流れは確実に遊戯の方に移っており…。 「絶望の淵にあるお前に希望の言葉をプレゼントしよう。かのプロイセンの将軍曰く、『栄冠は最後の勝利者に与えられるものだ。その経過がどうであれ最後に勝ったものが勝利者だ』頑張りたまえ。フハハハハハ!」 「有利な時のピンチは勇気を奮起させるが、不利な時のピンチは気力を失わせる。お前の気力は大丈夫かな?あまり考えすぎるのも良くないようだぞ」 流れが変わったBIG1はまくし立てるように敵にアドバイスを送り出す。 一見励ましているように見えるが、結局の所知識をひけらかしてるようにしか見えないセリフ集。 自らがピンチだというのにそれでも自分のペースを崩さないようにする一連の行動はもしかしたら自分に言い聞かせていたのかもしれない。 だが、相手に送ったそのアドバイスは最悪の形で自分に降りかかることとなる。 そして一瞬の隙を突かれたBIG1は…。 「お、おのれ…!もう少しで肉体を取り戻し元の世界に戻れる筈だったのに!うわあぁあ!!」 罵ったクリボーに逆転の一手を打たれ敗北するBIG1。 そして彼は3000年前のエジプト王からありがたい言葉をいただく事となる。 【王の格言とその末路】 「アンタに言っておきたい事がある! いくら昔のありがたい言葉をたくさん知っていても、そんなのは自分の言葉じゃない。大人ならそれをちゃんと自分の言葉にしてから語ることだ」 「『栄冠は最後の勝利者に与えられるものだ』……さっきアンタから聞いた言葉だ。今、オレはその言葉をオレ自身の言葉にしてアンタに返すぜ!」 そして宣言通り、闇遊戯は逆転を果たす。 こうしてBIG1は海(池)の藻屑となった。 しかし紛れもなく強敵だった彼の戦いを得て、遊戯は諸念を入れなおし、再び仲間たちを探すのであった。 強力なカードとデッキマスター効果を使い、アドバンテージを維持しつつ遊戯を少しずつ追い詰めていた。 微かな油断で負けはしたもののその実力(といやらしさ)は正にトップクラス。 しかしその後もプライドを捨ててまで他のBIG5と共にしつこく遊戯たちに挑むも、せっかくの出番はすぐエロペンギンに潰され、それ以降は何も出来ずに敗北。 結果的に他のBIG5もろとも情けない悲鳴を上げながら黒幕に消されてしまった。 ゲーム「遊戯王デュエルモンスターズ8破滅の大邪神」では乃愛編とはパラレルの設定になってるのか、普通にリストラされており、モクバに仕事をねだったところ着ぐるみの悪役としてカイバーマンショーのやられ役として働くこととなった。勿論BIG1の着ぐるみは深海の戦士。 それが幸せかどうかはわからないが消されたり、無職のままよりかはマシだろう。 なお、ネオグールズ事件の際にネオグールズに寝返ろうとしたが、失敗。再度リストラされてないか心配である。 なお彼が活躍したのは遊戯王DMの記念すべき100話目の事である。そういう意味でも印象に残る相手であった。 【余談】 非常に嫌らしい性格とデュエルで遊戯を苦しめたBIG1。こんな奴が先鋒として出てくる乃亜編は余程の強敵揃いかと思われたが…?結果としてBIG5のデュエルの強さにはだいぶムラがあった。まあデュエルにあまり詳しくない杏子や静香まで狙われた上、オリジナルカードに加えてデッキマスター能力(に加えてさらにカード処理にイカサマを仕込める)という俺ルールの押し付けができる意味では5人とも十分脅威ではあったが。メタな話をするとアニメ上圧勝では面白くなく、追い詰められて反撃するなどの見せ場を作らないといけないので、実力者の遊戯や海馬の相手をしたBIG1とBIG5は比較的強く見え、素人の相手をしたBIG2とBIG4がイマイチに見えるのはやや仕方ない面もある。 なお先鋒BIG1大下はアニオリカードをフル活用しつつも見事に遊戯を追い詰めているが、一方で最後に登場したBIG5大門はOCGで比較的再現しやすい戦い方(*4)をしながら海馬を苦しめた。ついでに大門もOCGプレイヤー目線でプレイングにミスがあり、こちらは切り札を出し急いだ結果ライフを削りそこねて海馬に勝つチャンスを逃すという、使ったカードの種類に加えてこの点も切り札を出し渋って負けた大下と見事に対のようになっている。詳しくはBIG5を参照。なおBIG1大下のように切り札を温存しておくことは、手札誘発(当時はほぼなかったが)や未知のカード効果等を警戒した上の安全策としては立派な戦術ではある。しかしBIG1が「全力を出して叩き潰さない」という選択肢を取ったのは「このまま攻めたらすぐに終わって面白くない」という自らの勝利を確信した慢心から来るもの。大下の行動は結果として勝機を逃し逆転負けをくらうことになるが、これはミスというよりかは自分の優位と勝ちを信じきった故の甘さというべきだろうか。どちらにせよ勝負師としての格は闇遊戯の方が上だった、ということだろう。 名前の由来は、恐らく松下電器(現パナソニック)の創立者「松下 幸之助氏」。だがあくまで名前だけが由来で実際の松下氏とは何ら関係ない。 ルネッサンスイタリアの政治思想家は言った。追記・修正をする力があるのなら、積極的にそれを振るえと。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今にして思えばその造形は「遊戯王界のダーさん」。こっちの方がずっと先なのであちらを「ガルパン界のBIG1」と呼ぶべきか -- 名無しさん (2020-05-14 22 36 37) エロペンギンといい、BIG5のオッサンたちってモンスター化してからキャラ立ってるよな(笑) -- 名無しさん (2020-05-14 22 42 37) 語録でしか話せない奴に対する痛恨の一撃をかます王様 -- 名無しさん (2020-05-14 22 49 19) ヨーウィーは遊戯王史上最凶のカードである八咫烏のほぼ上位互換という -- 名無しさん (2020-05-14 23 12 35) 「ヨーフィー」ではなく「ヨーウィー」では? BIG5で記事が出来ていないのはあとは機械軍曹だけか -- 名無しさん (2020-05-14 23 41 32) 説明もそこそこにBIG1の説明するならもうBIG1で作成したほうがいいんじゃないかと思うけど -- 名無しさん (2020-05-15 07 35 13) 1人だけ遊戯王でmtgの青白コントロールをやる男 -- 名無しさん (2020-05-15 07 49 29) 増援は修正しました。指摘ありがとうございます。 ほぼBIG1の説明で埋まってはいますがペンギン・ナイトメアもほぼBIG2の記事なので同じような形を取らせていただいております。ただタイトル変更などは自由にしていただいて構いません。 -- 名無しさん (2020-05-15 07 58 36) 何気に作品通して屈指の強敵だよな。放送当時はマジであまりの強さに観てて絶望した記憶がある。そりゃ記事もBIG1で中身が埋まるってもんだ -- 名無しさん (2020-05-15 09 02 22) 今の環境の視点だと9〜10期ぐらいのパワーカードで3〜4期レベルの遊戯をイジめてるようにしか見えないというね -- 名無しさん (2020-05-15 10 34 20) コイツってリーダーなの?てっきりサイコショッカーがリーダーだと思ってたが -- 名無しさん (2020-05-15 10 35 11) ↑6 まあ、この方がOCGでは特に語ることもないカード、しかしデュエリストの間で有名な理由は……って項目内容に繋がってるから、このタイトルの方が個人的には良いかと思います -- 名無しさん (2020-05-15 12 22 52) ヨーウィー以外は今ならそのままOCG化できるな -- 名無しさん (2020-05-15 12 26 35) いやエインガナはどうだろ…展開のついでに手札コストだろうがデッキから落ちようが無条件にサンボル飛んで来るって相当ヤバいぞ -- 名無しさん (2020-05-15 14 14 40) 役不足、に関係するところをいちいち強調するのってちょっとイヤミっぽくないかな… -- 名無しさん (2020-05-15 14 32 00) ヨーウィーが全く恐ろしいこと書いてあって草枯れる。コイツOCG化したら先制複数ハンデス+ヨーウィーSS+バウンスのループが一瞬で組まれて永遠に禁止行きだろ -- 名無しさん (2020-05-15 17 03 18) ヨーウィーはターン1制限どころかデュエル1制限つけてもocg化は無理だろ -- 名無しさん (2020-05-15 19 02 53) コンボパーツがないだけで凄まじいグッドスタッフの集まりだな。エインガナ捨ててダーク・ロウ出すとかソルチャでヨーウィーイピリアルクランバとか悪用できすぎるわ -- 名無しさん (2020-05-15 19 35 10) 虹蛇のエインガナはOCG化して欲しいは…ヨーウィー恐ろしいテキストで草 -- 名無しさん (2020-05-15 22 19 53) デッキ構築が完全にアニメキャラのそれじゃなくて現実よりなんだよな。マジでどいつもこいつも後の時代しか見てないカード過ぎる -- 名無しさん (2020-05-15 22 31 06) イピリアに同一ターン制限がなかったら、サポートカードが変わるけど聖鳥クレインさんみたいな使い方できそうだったな -- 名無しさん (2020-05-15 22 40 55) 展開力が強いからデッキマスター能力がなくても今の時代ならリンクモンスターを入れるだけでじゅうぶんに戦えるだろうデッキ -- 名無しさん (2020-05-16 00 16 19) 些事だが"最も -- 名無しさん (2020-05-16 01 02 04) ミス。些事だが"最も"が気になる。正しくは"尤も" -- 名無しさん (2020-05-16 01 03 28) ヨーウィーとエインガナはこのままは駄目だろ…アシニグライも厄介っちゃ厄介だが -- 名無しさん (2020-05-16 09 58 30) ↑ルクランバも大概な性能してると思ってる。誘発即時でこれってヤバくないか -- 名無しさん (2020-05-16 12 51 11) ルクランバは「(リリース効果使用後)次のターンのエンドフェイズまで自分はモンスターを特殊召喚できない」とか「相手によって1000以上のダメージを受けた時特殊召喚+自身の効果で特殊した時のみリリースして効果を使える」とかにしとかないと悪用される未来しか見えない。エインガナは最低でも「フィールド上から墓地に送られた時」にしないとOCG化は無理。ヨーウィーは出禁な。 -- 名無しさん (2020-05-16 13 27 34) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2020-05-16 16 31 30) ルクランバはリリース時に裏除外とかじゃないと蘇生されてえらいことになる。Pモンスターあたりと相性良さそうだし、アンデ汎用が3体くらい手札から展開できるな -- 名無しさん (2020-05-16 17 05 09) カードの扱いが雑っていうのは、VR世界でしかカードに触れたことがなかったからかもな -- 名無しさん (2020-05-16 17 25 27) えらい気合入った記事だな 相手が遊戯と海馬だから当然ちゃ当然だけど1と5だけズバぬけて強かった気がする -- 名無しさん (2020-05-19 03 54 55) なんでこの人、引用を口にする際に具体的な名前を言わないの?翻訳家の利権の問題とかじゃないよね? -- 名無しさん (2020-05-30 16 58 52) ↑メタ的に言えば実名を出すのが不味いからでしょ -- 名無しさん (2020-06-09 13 25 52) (2020-05-16 17 25 27)へ。どこかで「BIG5はDMに慣れてないからデッキマスター能力で補っている」という考察を見掛けました。まぁ経営者陣が自社製品に夢中になっているのもそれはそれで問題ですが(笑)。デッキビルドやレシピは他人に任せられますが(たぶん乃亜が担当した)、ここぞの勘やプレイングはどうしようもなかったという印象です。1は慢心、5はプレイングミスで負けたのも経験不足が大きいんでしょうね。 -- 名無しさん (2020-08-03 10 04 40) 大瀧みたいなエロ親父ではないけど、こんな奴が現実に戻ったら、またロクでもない事を始めそうだよな -- 名無しさん (2021-04-13 18 17 29) ↑おそらくBIG5のリーダーっぽいしデュエル・クエストで現社長(海馬)をVR世界に閉じ込める提案をした可能性が高いですね。 -- 名無しさん (2021-04-14 18 19 39) イピリアに続きヨーウィーもOCG化だそうで。デュエル中1度&効果使用時ターンの特殊召喚1回のみと制約も多めだけど。 -- 名無しさん (2021-05-26 21 10 46) OCG版ヨーウィー相手ターンに特殊召喚できたらデメリット軽減できる気がするけどどうだろう。 -- 名無しさん (2021-05-26 21 19 55) このペースで行ったらあと3年くらい全OCG化待たなきゃならんのか…気長に待とう -- 名無しさん (2021-05-26 23 26 08) ルクランバは確実に大幅弱体化しなきゃいかんよね…というかなんなんだ壁になるわそこから展開も出来るわリクルートも容易なスペックて...いくらでも悪用できるやん... -- 名無しさん (2022-03-08 16 23 06) ちょっと間違ってたので修正。DM8のあれは着ぐるみです。 -- 名無しさん (2023-07-07 13 24 28) デッキマスター能力を再現したようなサポとかで強化してくれんかな -- 名無しさん (2024-06-20 01 54 26) 名前 コメント
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登録日:2022/07/11 Mon 18 50 00 更新日:2024/05/06 Mon 11 53 57NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 C かわいい コクーン ネオスペーシアン 不遇 星2 繭 進化前 遊城十代 遊戯王 遊戯王GX 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 C(コクーン)は遊戯王OCGのテーマの一つ。 後年に出たC(チェーン)とは全く関連性が無い。 ▽目次 【概要】評価 【カード解説】C・ドルフィーナ C・パンテール C・ピニー C・モーグ C・ラーバ C・チッキー 魔法・罠カード 【アニメでの活躍】 【余談】 【概要】 N(ネオスペーシアン)の幼生と思われる可愛いモンスター達で、攻守は元となったネオスペーシアンより200低い。 コクーンは以下の共通効果を持つ。 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げることで手札またはデッキから 「※そのコクーンに対応するネオスペーシアン」1体を特殊召喚する。 共通効果の通り、実質的にネオスペーシアンのサポートカードという位置づけ。 「ネオスが場にいるのに、ネオスペーシアンが手札や墓地にいないからコンタクト融合できない!」という事態が起きても、コクーンの効果で解決する、というコンセプトだろう。機能してるかはおいといて 全員レベルが2なので、ランク2のエクシーズモンスターも併用可能。 デッキを組む上で注意するべき点は「コクーンそのものが事故札になる可能性がある」ことと、「一緒にサーチ先のネオスペーシアンのサポートを見る」こと。 コクーンには上記の共通効果以外の効果が無いので、ネオスペースが無いと実質バニラになってしまう。 また、遊戯王wikiの「コクーン」のページに書いてあるカード以外にも、《コンバート・コンタクト》をはじめとしたコクーンとの相性が非常にいい専用サポートがしっかり存在している。ここに気づけないと小学生が組んだ紙束みたいなデッキになりやすい。 しかも、ネオスペーシアンはGXの放送終了後も「ネオスペース・コネクター」などのサポートカードが出たのにコクーンは一切なし。E-HEROですら十数年ぶりに新規が出たというのに…。 この関係で未だにコクーン関連のカードは再録されておらず、入手が地味に面倒である点も痛い。 ファンデッキとしても、「コクーンを入れただけの【コンタクト融合】」になりがちなため、コンセプトデュエルにも登録されていない。 ヴェノムやチェーンやバウンサーのように、OCGから放置されている不遇テーマである。 評価 遊戯王GX時代のプレイヤーからの評価はぶっちゃけ不人気とか最弱を通り越して「テーマ・カテゴリとしてみなされていない」レベル。 今の遊戯王で言えば「ニトロ」「幻獣(幻獣機ではない)」のようなものだろうか。 当時は完全なデフレ期だったが、それを加味しても攻撃力は低いし効果はしょぼいしネオスペーシアン自体にまとまりがないし、ネオスペーシアンを安定して出したいのなら《巨大ネズミ》系のリクルーターでいいというのが共通認識だった。 そもそもネオスペーシアン自体、単体での使用に耐えるカードがモグラとバードくらいしかなく、他4種類(*1)はほぼ素材専用の扱い。その素材専用のさらに素材専用のモンスターなんてデッキに入れていたら事故要素にしかならないのはお察しの通りだ。 ただでさえ組む人の少なかった【コンタクト融合】のサポートにこんなほぼバニラの素材専用モンスターを入れてたら事故率が高くなって勝てるデュエルにも勝てなくなってしまうというとんでもないカードだった。 一般論で考えれば「ぶっちゃけモグラとバードあたりに絞って【コンタクト融合】のサポートをさせる程度が関の山」「それならぶっちゃけ【ネオスビート】を組んだ方が強いし、融合先を買わなくていいので安上がり」というどう考えても力不足かつ需要のないカードなのである。 そして現在では忘れられがちだが、当時のフィールド魔法のルールは「自分・相手ともに合わせて1枚しか表側表示で存在できない」といういわゆる上書きルールであり、《伝説の都 アトランティス》《ハーピィの狩場》《虹の古代都市-レインボー・ルイン》《天空の聖域》などといったフィールド魔法を用いる当時の流行デッキとの相性は非常に悪い。 さらに当時は《N・グラン・モール》が「クソモグラ」「鬼畜モグラ」と呼ばれるほどに極めて強力なモンスターだったため、どうしてもコクーンを軸に組むとモグラにおんぶだっこという戦略を取ることになる。 これ自体は当然のことなのだが、ぶっちゃけモグラを使えば勝って当然という認識だった時代。よしんば使いこなしても「それモグラが強いだけのデッキでしょ?」と酷評されることが容易に予想された。 そういうこともあって肝心のファンデッカーからの人気が低く、当然ガチデッキ使いからは見向きもされない。「枠を潰す迷惑なカード」「使わないテキストしか書いてないのでバニラの方がまだ有用(*2)」という認識が強く、ストレージでは《N・グロー・モス》とともに山を成して売られていた。 しかし実はこのテーマ、当時無制限だった《生還の宝札》との相性が非常に良い。宝札が強いだけというなかれ、当時は頻繁に蘇生を行う手段が乏しかったので採用する余地がなく、アンデットデッキでもない限りあまり入らないカードだった。 そして《コクーン・パーティー》のためにネオスペーシアンを墓地に送る手段として《コンバート・コンタクト》などが存在したため、ドロー能力とサーチ能力は当時としてはかなりのものだった(*3)。 そのためコンタクト融合だのネオスだのという要素を捨ててコクーンとネオスペーシアンを特殊召喚することに絞った特化した構築をすると《N・エア・ハミングバード》による遅延や《N・フレア・スカラベ》の高攻撃力で時間を稼ぎながらデッキ圧縮とドローを繰り返し、本命のカードにつなぐという戦略を容易にとることができる。 この強烈なドロー性能を見込んでエクゾディアとハイブリッドしたデッキの対戦動画が、ニコニコ動画に現在も残っている。今となっては化石のようなデッキだろうが、当時のプレイヤーにとっては盲点そのもの。これを見てまず「そもそもデッキ組めたんだ!?」というところに驚いたものである。 つまりコクーンの真価は一般的に思われている「【コンタクト融合】のサポート」ではなく、「ネオスペーシアンと組んで特殊召喚を繰り返すという独自の戦略を取る動き」にこそある。事故率が高いような印象があるだろうが、当時の基準ではきちんと工夫して組むと事故率自体はそこまで高くならない(当時一般的に最弱のテーマと呼ばれていた【巨大戦艦】より若干高い程度)ため、この時期のデフレ環境の中だと割と戦えた。 ただし「事実上バニラの低級モンスター」をデッキに大量に投入する関係上、事故ると巻き返しはほぼ不可能。さらに《ネオスペース》に極端に依存するため、これを破壊された瞬間に手札が急激に腐る。それこそ「これでどうやって戦えばいいんだ!」である。 つまりここまで必死こいて擁護してようやく「紙束を卒業した一発屋デッキ」にしかならないというかなりしょうもないテーマ。そしてこういった素朴な戦略を取るデッキは、その後の「帝王の降臨」「PHANTOM DARKNESS」に端を発した急激なパワーインフレ、そして《生還の宝札》の制限・禁止で完全に消滅した。 ヴェノムやチェーンといった、敵が使う上に現代遊戯王のゲーム性に合致していないテーマとは異なり、かつてのアニメの主人公が使用したカード群なので、この手のテーマの中では新規が出る可能性は比較的高い。 現状コクーンはネオスペーシアンありきのテーマなので、コクーン単体でも活躍できるカード、あるいはネオスペーシアンとコクーンを今以上に強力に結びつけるカードが望まれる。 2種類出ただけで放置されている「NEX」融合モンスターなどOCG化に際して未回収だった要素もあるため、エアー・ネオス問題あたりがきれいに片付けばもしかしたら新規カードが出ることもあるだろう。 ネオスペーシアン単独のサポートが充実している現状を見ると、忘れられてる印象もあるが いずれにせよ戻ってきたところで、当時の戦略とはまったく異なる動きをすることは間違いない。 最大の問題は、この令和のインフレ時代に突然こんなのがガチテーマ化して、興味を示すプレイヤーが果たしてどれくらいいるのだろうかということだ。 【カード解説】 C・ドルフィーナ 効果モンスター 星2/水属性/魚族/攻 400/守 600 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・アクア・ドルフィン」1体を特殊召喚する。 あのキモイルカことアクア・ドルフィンの進化前。こっちは普通にかわいいのに、どう間違ったらああなるのか。 外見云々置いといてもなぜ戦士族なんだ。 リクルート先のアクア・ドルフィンは手札誘発メタとして強力だが、あちらは戦士族だからサポートカードが多く、わざわざドルフィーナを使う必要が無い。 さらに、ドルフィーナは魚族なのでアクア・ドルフィンと種族サポートを共有できないのもネック。 しかし、浮上などアクア・ドルフィンが受けられないサポート対応している点を活かせば、水属性デッキで併用できる。 このカードが登場したばかりの頃でさえ《増援》が3枚積めたので、どうしてもキモイルカを使いたいのであればそちらで事は足りる。当時制限カードだった《異次元の女戦士》や、当時布陣を整えるカードとして重宝された《切り込み隊長》など、様々な便利カードと使い分けることができる。 しかし「手札誘発」なんて俗語がないほど素朴だったこの時期は肝心のキモイルカの能力が不発になることが非常に多く、ネオスペーシアンで序列を作ると《N・フレア・スカラベ》より下に置かれることすらあったという散々な評価のカード。 つまり「肝心のリクルート先も弱いしわざわざこいつでリクルートする価値がない」と、もはや生まれてきた意味が分からないレベルのカードである。コクーンの先陣を切ったのがこれじゃねぇ……。 そんな数多くいるGX時代のデフレカードの1枚という評価だったが、《超古深海王シーラカンス》が来て魚族デッキが成立するようになってから、一時期「レベル2の魚族」として注目を浴びたことがある。 これが話題になった当時にシーラカンスで特殊召喚できるチューナーは、海外先行発売だった《竜宮の白タウナギ》しかいなかった。そしてレベル6のシンクロ帯に理不尽なレベルの強豪がうようよいた時代だったのだ。あえてこいつを使う意味?……うーん。 当時は《簡易融合》でシンクロ素材をそろえる戦略をはじめ、シンクロ召喚という理不尽なほどに強い新システムによってこれまで紙屑として扱われていたカードに急激な需要ができた時代。あることないこと様々な話題が生まれては消えた。そんな話題のひとつである。 C・パンテール 効果モンスター 星2/闇属性/獣族/攻 800/守 300 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・ブラック・パンサー」1体を特殊召喚する。 ブラック・パンサーの幼体。ちっちゃくて可愛い。 星2の獣族なので魔獣の懐柔に対応し、No.64 古狸三太夫のエクシーズ召喚も狙える。 闇属性であることを活かすなら、No.65 裁断魔人ジャッジ・バスターをエクシーズ召喚するのもありか。 C・ピニー 効果モンスター 星2/光属性/植物族/攻 100/守 700 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・グロー・モス」1体を特殊召喚する。 グロー・モスの幼体。目が怖い。 残念ながら、リクルート先のグロー・モスがお世辞にも使いやすいモンスターとは言えず、必然的にコクーンでは優先度が低い。 数少ない光属性・星2の植物族として見ても、特筆すべき活用法が無いのが現状。 一応コクーンの種類を増やすためなら採用の余地はある……とされやすいが、そもそもリクルート先ともども手札事故の要因になりやすいことや後述の《コクーン・パーティー》が発動できなくなるリスクと天秤にかけると別に無理して採用するほどのモンスターではなく、 よほどのモグラアレルギーでもない限りグロー・モスともどもデッキに入らないことが多かった。グローソスというあんまりな仇名はアニメの扱いだけでなく、あまりに使い道がないので肝心のファンからすらも見捨てられるほどの弱さにも由来している。 C・モーグ 効果モンスター 星2/地属性/岩石族/攻 700/守 100 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・グラン・モール」1体を特殊召喚する。 鬼畜モグラの昔の姿。「この時期はかわいかったのに」「どうしてこのときに駆除しておかなかったんだ」などと散々に言われた。 インフレが進んだ現環境では活躍が難しくなったものの、ネオスペーシアンの中では汎用性が高い除去能力を持つグラン・モールをリクルートできるのは便利。巨大ネズミでいいは禁句 何故かアニメでは一度も十代にカード名を呼ばれなかった。 C・ラーバ 効果モンスター 星2/炎属性/昆虫族/攻 300/守 300 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・フレア・スカラベ」1体を特殊召喚する。 フレア・スカラベの幼体。進化先が成虫だからか、芋虫に似た姿をしている。 昆虫族だから共鳴虫や応戦するGなどでサーチやリクルートできるが、こいつを経由せずにフレア・スカラベを直接出した方が早い。 炎属性と昆虫族にシナジーが無いのも使いづらい原因の一つ。 C・チッキー 効果モンスター 星2/風属性/鳥獣族/攻 600/守 400 フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げる事で手札またはデッキから 「N・エア・ハミングバード」1体を特殊召喚する。 キモチュッチュことエア・ハミングバードの幼体。こいつも普通にかわいい(ry エア・ハミングバードは弱くないものの、あっちも低ステータスなのでこのカードを用いない特殊召喚が容易。 使うなら、ゴッドバードアタックなどの鳥獣族サポートを受けられる点を活かしたい。 魔法・罠カード ネオスペース フィールド魔法 このカードがフィールド上に存在する限り、 「E・HERO ネオス」及び「E・HERO ネオス」を融合素材とする 融合モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。 また、「E・HERO ネオス」を融合素材とする融合モンスターは、 エンドフェイズ時にエクストラデッキに戻る効果を発動しなくてもよい。 コクーンの共通効果の発動条件となるキーカード。 …なのだが、見ての通りコクーンに関係する効果は一つも持ってない。 ついでに言うなら、実のところネオスペーシアンに関係する効果も持ってない。 ようするにコクーンにとってこのカードは実質的に何の効果もないけど重要という、トゥーン・ワールドみたいなポジションである。 ネオスを併用しコンタクト融合を視野に入れて、初めてフィールド魔法として効果を活かせる。 …「コクーンというテーマのコンセプトがそうなのだから仕方ない」と言われればそのとおりではあるが。 コクーン・パーティ 通常魔法 自分の墓地に存在する「N(ネオスペーシアン)」と名のついたモンスター1種類につき、 「C(コクーン)」と名のついたモンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。 コクーンの最大の存在意義。名称ターン1制限も付いてない上、呼び出したモンスターには何の制約も無い。 効果を使ってネオスペーシアンを展開したり、シンクロやエクシーズやリンク素材にしたりすることもできる。 デッキから展開する都合上、複数枚の採用は事故率が上がるので注意したい。 ただし、任意の数だけ特殊召喚する効果ではないので、墓地のネオスペーシアンの種類が自分のメインモンスターゾーンの空きより多いと発動できない弱点を抱えている。 とはいえこの点はフィールドのモンスターをリンク素材にして枠を空ければいいので、デッキのコクーンの枯渇の方を気にしたい。 なお、ネオスペーシアンが墓地に複数存在する場合は《NEXT》でそれらを蘇生したり、《コンタクト・ゲート》で別のネオスペーシアンをデッキから展開したりできる。 そのため単にネオスペーシアンの展開を狙うなら、このカードでコクーンを経由する意義はない。 エクシーズ素材やリンク素材に使う点を重視したい。 《インスタント・コンタクト》で呼び出せる《N・マリン・ドルフィン》や《N・ティンクル・モス》は墓地で2種類分のネオスペーシアンとして扱うため、これらを出して即座にリンク素材にすれば2体のコクーンを呼び出せるため、効率は良い。 コクーン・リボーン 永続魔法 自分フィールド上に表側表示で存在する 「C(コクーン)」と名のついたモンスター1体を生け贄に捧げる事で、 そのカードに記されている「N(ネオスペーシアン)」と 名のついたモンスター1体を墓地から特殊召喚する。 コクーンをリリースして、墓地のネオスペーシアンを蘇生させる永続魔法。こちらもターン1制限が無く、コクーン・パーティーとの相性も良い。 生還の宝札が現役だった頃は、このカードでどんどんネオスペーシアンを蘇生させて大量ドローを狙える戦術ができた。 コンタクト 通常魔法 自分フィールド上の「C(コクーン)」と名のついたモンスター全てを墓地に送り、 そのカードに記されているモンスター1体を手札またはデッキから特殊召喚する。 こちらもコクーンを特殊召喚するカード。手札からも出せるのが良い… が、墓地に送るコクーンは全てなので2体以上の場合だと恐ろしいほどアドバンテージを損することになる。 ネオスペースがフィールドに無い時には使えるかもしれないが、こんなのを入れるより、ネオスペースのサーチとサルベージ両方できるネオスペース・コンダクターの方が良い。 そもそも、ドルフィーナ以外はトランスターンで代用できる。 唯一の利点として、テキストの「モンスターを墓地に送る」という部分はコストではなく効果なので、マクロコスモスが発動していても使用できる。 コクーン・ヴェール 通常罠 自分フィールド上に表側表示で存在する「C(コクーン)」と名のついたモンスター1体を 生け贄に捧げて発動する事ができる。 このターン効果によるプレイヤーへのダメージは0になる。 その後、生け贄に捧げた「C(コクーン)」と名のついたモンスターに記されている 「N(ネオスペーシアン)」と名のついたモンスター1体を 手札・デッキ・墓地から特殊召喚する。 効果だけならコンタクトの上位互換。比べる対象が弱すぎるだけとか言ってはいけない まあ正直なところ、カード2枚を消費してまで効果ダメージを0にするのは微妙。 聖天樹の一部のデッキを除き、相手にも効果ダメージを与えられなくなることはデメリットに近くなるため、バーンメタはハネワタなりジャグラーなりで済む。 なお、非常に分かりづらいが相手の墓地からも蘇生できるので、ネオスペーシアン専用の死者蘇生という変わった使い道もできる。 デュエルリンクスでは、テキストの変更で相手の墓地からも特殊召喚できることが明確になった代わりに、効果ダメージを受けないプレイヤーは自分だけになった。 【アニメでの活躍】 『遊戯王デュエルモンスターズGX』で十代が使用。といっても専らネオスペーシアンの特殊召喚要員だった。 かなり意外な事に、十代はコクーンの共通効果を一度も使用していない。 それにしても、当時はE・HEROとネオスペーシアンを混ぜるだけで事故率が跳ね上がったというのに、コクーンも混ぜてよく潤滑にデッキが回ったものである。 【余談】 実はコクーンが全てそろうまで結構時間がかかっており、ドルフィーナは2006年5月のPOWER OF THE DUELISTに収録されたのに対して、残りはその翌年に発売されたTACTICAL EVOLUTIONだった。 どうしてここまで時期に差があったのかは分からないのだが、この時期は「NEXの融合先」「フレーム」「融合呪印生物」のように中途半端なところでシリーズ化が終わってしまったカードが結構多かったことを考えると、人気もあるわけじゃないということであまり出したいカードではなかったのかもしれない。 あるいは当時は「CYBERDARK IMPACT」のようなネタ切れ感漂うカードセットが多く、もはや出せるネタがなくなったところで穴埋めするためのカードとして温存されていたか。 C・メイデン フィールド上に「ネオスペース」が存在する時、 このカードを生け贄に捧げて追記・修正する事で手札またはデッキから 「N・アニヲタ・ウィキ」1体を特殊召喚する。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 一撃必殺居合ドローをコクーンヴェールで防いだのよく覚えてるわ。 -- 名無しさん (2022-07-11 22 28 20) CとCサポートとNヒーローとNヒーローサポートで圧迫させるならヒーローの方だけ入れるよねって悲しみ -- 名無しさん (2022-07-13 09 41 48) 実際斎王戦でのデッキ破壊描写見る限り常にデッキに入れているわけではないようだし -- 名無しさん (2022-07-13 13 35 08) 制限かかってたモグラには意味があったかもしれないけどそもそものコンセプトが微妙なモノなんだよな。今似たコンセプトで作られたら1枚で6体のうち好きなもの呼べるとかもう1つ効果あるとかありそうだけど -- 名無しさん (2022-07-13 22 57 52) 2期の間ネオス初登場回以降全くコクーンがテレビに出ていないあたりスタッフも扱いに困ってたんだろうか、スタッフ リアルタイムで見てた人の中には存在忘れてた人いそう -- 名無しさん (2022-07-14 16 36 56) コクーンエグゾも事故率高すぎてロマンの域を出ていないんだよな -- 名無しさん (2022-07-14 20 35 43) ネオスペーシアン自体素材っぽいのにそのまた素材を出されてもどないせーと。これが征竜と子征竜みたいな関係性ならまだしも… -- 名無しさん (2022-07-14 22 04 14) これでネオスとネオスペースがそろってる時に特殊召喚できる効果とかあればまだ使い道もあっただろうに… -- 名無しさん (2023-11-14 23 28 11) コクーン・ヴェールは2回しか登場してないけど、登場回が佐藤先生戦とダークネス戦なので妙に印象に残る -- 名無しさん (2023-11-15 02 29 39) 本体よりサポートがクソ有能な遊戯王の醍醐味 -- 名無しさん (2024-05-06 11 53 57) 名前 コメント
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登録日:2011/09/07 Wed 19 07 54 更新日:2024/05/03 Fri 13 23 26NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 CYBERNETIC REVOLUTION ティラノ剣山 一撃必殺 地属性 大鑑巨砲主義 恐竜族 攻撃力? 星4 漢の浪漫 遊戯王 遊戯王GX 遊戯王OCG かつて、氷河期だった恐竜族。 その不遇の時代を支えてきた、カードが存在する。 ディノインフィニティ 地属性 恐竜族 レベル4 攻撃力? 守備力0 効果 このモンスターの元々の攻撃力は、除外された自分の恐竜族モンスターの数×1000になる。 除外されたカード、それも恐竜族がいない場合は攻撃力0の役たたずたが、 その厳しい条件だけあって上昇率は凄まじく1枚あれば1000、2枚あれば2000、3枚だけでなんと3000「青眼の白龍」とタメを張れる、加速度的な上昇率を持つ攻撃力を誇り、 種族が限定されてるとは言え「紅蓮魔獣 ダ・イーザ」を遥かに上回る効率。 また星4の恐竜族なのでエヴォルカイザー・ラギアの素材にできるのも大いに評価できる。 いざという時はラギアに変身するのはもちろん、裂け目系の全体除外カードをラギアで守りつつ、相手の墓地利用を封鎖しながらインフィニティの高火力で押し切る戦術は単純ながらも実に強力。 このカードは普通の恐竜族デッキに隠し味、除外系デッキに対するメタとして入れるのも良いだろうが、 やはり専用構築してこそ、その真価を発揮できると言うもの。 最近は大出世を遂げたベビケラサウルスを筆頭に恐竜族カテゴリ全般が大きく進歩している追い風もある。 裂け目で少しずつむくむくと成長させても良し。 後述する生存戦略……じゃなかった、生存本能等で一気に爆発させても良し。恐竜使いにとって非常にロマン溢れるカードと言えよう。 以下相性の良いカード 化石調査 恐竜族専用のサーチカード。 攻撃力の都合上、「クリッター」でサーチできないこのカードを手札に持ってこられる重要なカード。 生存本能 墓地の恐竜族を除外し、自分のライフを回復させる罠カード。 除外するカード枚数に制限は無いため、墓地の恐竜を全て除外し「ディノインフィニティ」の攻撃力を最大限に上げる事が可能。 ただし一族の結束を採用している場合は効果を失ってしまう。 インフィニティ自体は問題無いが、他の恐竜が著しく弱体化してしまうので気をつけよう。 魂の解放 墓地から自分のモンスターと相手のモンスターを任意で5枚まで除外するカード。 生存本能と比べると除外できるカードは少ないが遅効性がなく、どちらかの墓地に1枚以上カードが存在している状態でも発動でき、攻撃力を5000にすることも難しくない。 使い方次第ならインフィニティを成長させる以外にも墓地に落ちた相手のアタッカーやキーカードを除外することにより強力な阻害を加えることできる。 禁じられた聖槍 攻撃力800ポイントを下げる事で魔法・罠に対し耐性を獲得する。 ダ・イーザ等の除外攻撃系モンスター全般に言える事だが、 簡単に高攻撃力を期待できるインフィニティにとっては800のダウン等痛くもかゆくも無い。 5000を越えた状態で使用すればあのオベリスクに匹敵する化け物に進化する。まさしく神化。 ヴェルズ・サラマンドラ ジュラック・タイタンがヴェルズ化したモンスターでインフィニティと同じ恐竜族。 アタッカークラスの下級モンスターで一度に墓地にあるモンスターを2体を任意で除外できる。 最低でも2000の強化値を得ることができ、インフィニティの攻撃力上昇にも貢献できる。 カタストルでおkとか言った奴表出ろ。 究極伝導恐獣 墓地の恐竜族2体を除外することで特殊召喚できる大型モンスター。 ディノインフィニティと並ぶ【恐竜族】の切り札的存在で共存もしやすい。 かつては比較的除外効果を発動しやすいという点で「魂を喰らう者 バズー」や「死霊の巣」なんかも候補に挙がっていた。 現在はより手軽かつ好相性なカードが増えたことでディノインフィニティのサポートとしては使われなくなった。 以下注意点 幾ら、攻撃力が高くても所詮はそれだけのカードと言っても良く、過信は禁物。 攻撃力が高くなるだけ、「奈落の落とし穴」には引っ掛かり易くなり、「神の宣告」や「神の警告」などで召喚自体をさせなければ良い。 場に出ても、「スキルドレイン」で効果を無効化すれば攻撃力は0に戻る。 また攻撃力が上がっても、守備力のほうは0で固定なので、「月の書」や「エネミーコントローラー」などの表示形式変更カードには弱い。 この様に欠点も多いカードだが、恐竜族らしく一撃必殺の攻撃力を誇り、除外を逆に利用できる。 このカードの真価を発揮できるかは、使い手次第と言え、決闘者の腕が試されると言うもの。 攻撃力を限界まで上げてからの、 「流星の弓シール」と「閃光の双剣トライス」を装備してからの1ショットキルは正に浪漫。 一度決めたら病み付きになるだろう。 アニメでの活躍 GXのティラノ剣山が使用。 カレー仮面戦において、初登場から神や三幻魔を越える5000という超攻撃力をたたき出し、フィニッシャーになるという華々しいデビューを飾った。 その後しばらく音沙汰が無かったが、物語終盤ミスターTに乗っとられた空野戦において登場。 お触れホルス相手に攻撃力4000で登場し逆転したかと思われたが、 心理フェイズにて剣山の前世は自分の脚に移植された恐竜……を殺した肉食恐竜だったと言われて戦意喪失してしまい、 玄米で除外されていた恐竜を墓地に戻されて大幅に弱体化。返り討ちにあってそのまま敗北してしまった。 何を言っているかよく分からないかもしれないが、遊戯王ではよくあること。 剣山「三体除外すればブルーアイズにも負けないドン!!」 つ青眼の究極竜 追記・修正は、このカードのダイレクトで1ショットキルを決めてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ブラスターとヴェルズ・サラマンドラで除外しまくれば4000以上にするのは簡単 -- 名無しさん (2013-09-02 21 44 13) 結束の効果残したいならその分除外しなきゃいいだろ?当たり前すぎるしぶっちゃけ蛇足だと思うが -- 名無しさん (2014-01-17 00 12 02) 別に蛇足ではないだろ -- 名無しさん (2014-06-05 16 38 27) ディノ自身だけなら全部除外したほうが攻撃力は上がるが、場にほかの恐竜がいればそいつらの分が下がってしまう。って記述だし、戦略上重要な取捨選択だから蛇足ってほどでもないでしょ -- 名無しさん (2015-01-14 01 21 42) 結束など不要不要不要不要不要! コイツ一匹で十二分! -- 名無しさん (2015-02-20 06 37 43) 何気に召喚権一つでキラーや究極竜もを殴り倒す凄い恐竜 -- 名無しさん (2015-03-08 02 53 37) 相性のいいカードが増えたな -- 名無しさん (2016-09-29 21 50 03) 最近、幻創のミセラサウルスという相性抜群のカードも出たし、価値が上がるかも。 -- 名無しさん (2016-09-29 22 17 00) 新規ストラクR、どれも相性いいなぁ。オヴィラプターでサーチして究極伝導恐獣で場を荒らしてディノインフィニティでダイレクトアタック、と -- 名無しさん (2017-01-22 16 15 25) いくら環境がインフレしてるからってここまでやりたい放題やるのはいくらなんでもねぇわ… -- 名無しさん (2017-01-22 16 45 51) 下手りゃVFDで封殺して返せなかったら4000のダイレクトドーンだから無理 やばい -- 名無しさん (2017-05-17 00 41 48) ジャイアントレックスまでもらっちゃったザウルス -- 名無しさん (2017-05-17 01 19 11) アニメでの出番が少ないのはやはり強すぎてしまうからか。にしても、いくら相手の妨害にも使えるとはいえお触れホルスに玄米はねぇわ… ご都合展開にも感じるけどこのカードをまともに戦闘破壊するのは難しいからしょうがないか -- 名無しさん (2021-12-31 01 55 38) 恐竜族で除外を中心に扱うテーマが出てきたら化けそうなカードだな -- 名無しさん (2022-01-21 14 37 11) ミスタ―T -- 名無しさん (2022-03-11 08 42 57) ミスタ―Tはその場カード生み出してる疑惑あるし -- 名無しさん (2022-03-11 08 53 01) アニメので活躍の所、玄米だけだと分かりづらいのでちゃんと正式名称かカードページリンク貼った方が良くない? -- 名無しさん (2022-03-11 09 22 13) 今のカードプールならやり方次第でワイトキング並の活躍が出来るからな。 それに征竜が全員釈放されているから更に柔軟な戦術も使えるようになった。 -- 名無しさん (2024-05-03 13 23 26) 名前 コメント
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遊戯王/デッキ/縮退岩石 2008-04-12 【基本戦法】 「縮退回路」によりバウンス効果を除外効果に強化し相手モンスターを除去していく。 【使い方】 「縮退回路」無しでもある程度機能するが「封印の黄金櫃」等で手早く展開しておきたい。 「守護者スフィンクス」→「縮退回路」が存在すれば毎ターン「サンダー・ボルト」の除外版効果。 「番兵ゴーレム」・「ガーディアン・スタチュー」→「縮退回路」が存在すれば毎ターン「ブラック・コア」効果。 「ケルベク」→「巨大ネズミ」からも呼べるバウンス効果付きの壁&時としてアタッカー。 「巨大ネズミ」→「番兵ゴーレム」・「ガーディアン・スタチュー」等を特殊召喚。 「N・グラン・モール」→「縮退回路」が存在すれば「異次元の女戦士」効果。 「アステカの石像」→バウンス効果モンスターと見せかけて「モンスターBOX」とのコンボで4000ダメージを与える。 「魂吸収」→バウンス除外毎にライフ回復。「縮退回路」「モンスターBOX」のコスト維持に。 「強制脱出装置」→「縮退回路」が存在すれば除去罠の中でも最高峰。 ●一応書いておくと「キックバック」はフィールド上から手札に戻す扱いではないので「縮退回路」の対象外。 ●水属性を絡ませられるのであれば「ペンギン・ナイトメア」「ペンギン・ソルジャー」も考慮できる。「キラー・スネーク」を使えれば「アビス・ソルジャー」が活き、水属性でも良い感じになるが…。 デッキ:40枚 【モンスター(17)】 「巨大ネズミ」×3 「アステカの石像」×3 「守護者スフィンクス」×3 「番兵ゴーレム」×3 「ガーディアン・スタチュー」×3 「ケルベク」×1 「N・グラン・モール」×1 【魔法(9)】 「縮退回路」×3 「魂吸収」×2 「封印の黄金櫃」×1 「死者蘇生」×1 「早すぎた埋葬」×1 「サイクロン」×1 【罠(14)】 「聖なるバリア-ミラーフォース-」×1 「魔法の筒」×1 「モンスターBOX」×3 「強制脱出装置」×3 「砂塵の大竜巻」×3 「魔宮の賄賂」×3 初出:2007/05/10 『遊戯王』へ